今年も残すところ1ヶ月です。
今年中にしたいと思っていたことを
まだできていないのに・・・・・・と
この時期になるとため息をつきたくなりませんか?
ところで、どうしてやるべきことを
先延ばしにしてしまうのでしょうか?
今回は、そんな先延ばしにしてしまう心理と
行動に移せるようになる方法をお伝えします。
・「行動しなきゃ」と思っていてもできない理由とは?
資格を取得するための試験勉強や
大事なプレゼンの資料を作るときに
なぜか掃除をしたくなってしまう。
そんな経験がある人は多いのではないでしょうか?
今すぐにすべきことができず
ほかのことをしてしまうのは
防衛本能による行動です。
これを、「逃避行動」といいます。
逃避行動をとってしまうのは
「勉強しても不合格かもしれない」
という不安を感じているからです。
それならいっそのこと
「勉強しない」という行動を選択して
「勉強しなかったのだから不合格でも仕方がない」
と思うほうが、傷つかずに済みます。
そのような複雑な心理が働き
行動を先延ばしにしてしまうのです。
逃避行動をとりそうになったら
どんな状態になりたくないと思っているのか
自分自身に問いかけてみます。
そして、「不合格になりたくない」と思うのであれば
少しでも勉強を進めることが合格につながる
と自分に言い聞かせることで
行動を起こしやすくなります。
・行動を先延ばしにしたほうが良質な仕事ができる!?
行動を先延ばしにするのは
必ずしも悪いワケではありません。
早めに仕事にとりかかると
ダラダラしてしまい
予定よりも時間がかかってしまうことがあります。
一方、納期の間際になって
集中して仕事にとりかかることで
質のいい仕事ができるというデータもあります。
これを、「積極的遅延」といいます。
ただし、ほかの仕事で想定外のトラブルが起こるなど
予定通りに進まない場合もあるので
早めにとりかかったほうがリスクは少ないでしょう。
・好きなことと組み合わせるのが一番!
どうしても行動できない場合は
好きなことと組み合わせるのがおすすめです。
その行動ができたら
自分にご褒美をあげるのもいいですね!
また、行動を組み合わせることにより
時間がないためにできないストレスを
解消することもできそうです。
たとえば、仕事関係の本を読みたいけど
運動不足も解消したいというときは
読みたい本のオーディオブックを聴きながら
ランニングマシーンで走れば
ふたつの行動を一度に行えます。
行動を先延ばしにしないためには
その行動を先延ばしにしてしまう理由を明確化して
ほかの行動と組み合わせる方法を考えれば
とりかかりやすくなりそうです!
気分良く新年を迎えるために
ぜひ、試してみてくださいね。