春は環境の変化が多くなり
企業では人事異動の内示が出て
引越し準備を始める時期ですね。
フリーランスも例外ではなく
自宅兼オフィスの引越しをする
という人もいるのではないでしょうか。
今回は、引越しや結婚をクライアントに伝えるときの
注意点についてお伝えします。
・移転や結婚、クライアントにはいつ伝える?
マンションの更新や
配偶者や恋人の転勤が
引越しや結婚のきっかけになり
春に引越す人も多いのではないでしょうか。
きちんと引越しや入籍が済んでから
クライアントに報告しようと
考えている人もいるかもしれません。
ですが、事前に伝えておいたほうが
その後の仕事がスムーズに運ぶので
ハガキかメールで挨拶状を送ったほうがいいですね。
・自宅兼オフィスが移転する場合の挨拶とは?
自宅兼オフィスが移転するときは
新オフィスでの営業を開始する
1ヶ月ほど前に挨拶状を準備します。
まだ引越しができていなくても
営業開始日を知らせておけばOK!
郵便物は転送の手続きをしておけば
旧住所でも届きますが
先方が宅配便などを使う場合もあります。
それから、クライアントや外注の担当者と
オフィスで打ち合わせをする機会があるなら
先に知らせておく必要があります。
先方を訪れる場合も
報酬とは別に
交通費が支給されるときは
金額が違ってくるため
事前に報告するのを忘れずに!
・ハガキで移転の挨拶状を送る場合の文例
拝啓 早春の候 皆様におかれましては
ますますご健勝のこととお喜び申し上げます
さて このたび平成◯年◯月◯日より
下記の住所へ事務所を移転する運びと
なりましたのでご案内申し上げます
気持ちを新たに日頃のご愛顧に報いるべく
努力いたしますので
今後ともご指導ご鞭撻を賜りますよう
よろしくお願い申し上げます
略儀ながら書中をもちましてご挨拶申し上げます
敬具
平成◯年◯月 吉日
【注意点】
「◯◯の候」はハガキを出す時期に合わせた
時候の挨拶をします。
今年5月から元号が変わるので
3月中に引越しが決まり
5月以降に営業を開始する場合は
西暦で営業開始日を書いたほうがいいでしょう。
・結婚して苗字が変わる場合はどうすればいい?
請求書や発注書、名前と住所が必要な書類もあるので
早めに知らせておいたほうがいいでしょう。
請求書の宛て名が屋号や会社名であれば
結婚して苗字が変わっても影響がありませんが
領収証には住所と名前を記載するので
それらが変わることを伝えておきます。
まずは口頭やメールで伝えておき
改めて挨拶状をハガキやメールで送るように
するといいですね。
新生活を始めるときに
役立てていただけるとうれしいです!