仕事によって関わる人の年齢は違いますが
フリーランスの人は
同年代の人と仕事をすることが
多いかもしれません。
ですが……
新規のクライアントの担当者がかなり年上だった
年上の人とコラボを計画することになった!
そんなとき、あなたはどのように接しますか?
今回は、年上の人との関係の築き方について
お伝えします!
・同年代とは何が違う? 年齢を重ねると変化すること
仕事内容や経歴、人生経験
文化や言葉遣い、センスなど。
これらは、ひとりひとり違うものですよね。
同じ人はいないからこそ
年齢は関係がない気もしますが
年齢が離れているほど
違う部分が多くなりそうです。
なので、まずはお互いについて
知ることから始めましょう。
・「わかる」は意外な落とし穴!? 正しい共感って何?
人間関係を築くうえで
「自己開示」は欠かせません。
自分の情報や考えを話すことで
相手が自分を理解してくれるだけなく
相手も自分のことを話そうとする
「返報性」という効果があるからです。
ところが、ここで注意したいのが
「共感」の示し方です。
相手がかなり年上の人の場合は
仕事でもプライベートでも
さまざまな経験を積んできているはずです。
クライアントが話した内容に共感を示そうと
「わかります」と言うのはNGです。
相手は、「何がわかるんだ!」と感じて
心を閉ざしてしまう恐れがあります。
共感を示したいときは
「辛かった気持ちが伝わってきます」とか
「同じ経験はしていないですが
とても大変だったんだろうなと想像します」
と、相手と同じトーンで話すといいですよ。
「あなたの気持ちが伝わってきました」と
相手の感情や気持ちわかろうとすることが
信頼関係を築ける共感の方法だからです。
・商談の最後を明るい話題で終わらせる理由
一方、経験豊富なクライアントが
あなたの自己紹介や経歴を聞いて
「わかる!」と言うことはありそうです。
そんなときは
「◯◯さんも同じような経験をされたんですね。
そのときは、どうやって乗り越えたんですか?」
というように質問してみるといいですよ。
そうすることで
同じような状況を体験した「同志」として
あなたに対して親近感を持つからです。
ただし!
商談や打ち合わせは
大変なこと、辛い経験などの
ネガティブな話で終わるよりも
明るい話題で締めくくるほうがいいですね。
というのも
20代~70代の男女を対象にした心理実験で
年齢を重ねた人ほど
ポジティブな感情に良い反応を示す
ということがわかっているからです。
年齢を重ねている人は
良い出来事も悪い状況も
経験しているからこそ
複雑な感情も理解することができます。
ですが、「この人と仕事をするのは楽しい」という
ポジティブな感情が
より良い人間関係につながるのです。
ですから、商談の最後は明るい話題で盛り上がり
楽しい気分で終わるようにするのが
年上の人との仕事がうまくいく秘訣ですよ。