異業種交流会や
ビジネスマッチング会で知り合った人と
一緒に仕事をしたい!
こちらには熱意があるけれど
相手はまだ迷っている様子・・・・・・
そんなときは
出会いから3回までが勝負です!
今回は、仕事を獲得する
心理テクニックをお伝えします。
・出会って3回目までが大事な理由
「スリーセット理論」という
心理学の説があります。
これは、人の印象は3回で決まる
というものです。
初対面(1回目)のときは
外見、話し方、雰囲気などから
相手の印象を決めます。
たとえば、信頼できそうな人だとか
何となく気が合いそうだといった印象です。
ですからこの時点では
仕事の内容を詳細に伝えたり
実績を見てもらったりするよりも
好印象を残して次につなげることが
大事だといえます。
・「自分は正しい」と思いたい心理
2回目に会ったときは
初対面のときの印象を再評価します。
ところで
初対面のときについた印象は
3ヶ月から半年間は
変わらないといわれています。
それは、人は自分の考えが
正しいと思おうとする傾向があるからです。
「優しそうな人」という印象を持ったら
その人の優しい部分を見つけようとします。
反対に、「冷たそうな人」という印象を持つと
その人が少し黙っているだけで
「やっぱり冷たい人だ」と
思ってしまうのです。
2回目に会ったときに行う
印象の再評価とは
「最初の印象がやはり正しかった」と
改めて確認するということです。
この時点で
「誤解されている」と感じたら
きちんと話して誤解を解きましょう。
2回目は内面を知る機会になるので
あなたの性格や価値観
仕事に対する姿勢や
仕事内容について話します。
・3回目で「一緒に仕事をしたい人」になるには?
3回目に会ったときは
2回目に行った再評価を
さらに評価します。
ここまでで印象が決まり
その後はあまり変わることがありません。
3回目までに意気投合して
すでに仕事の話が進んでいるなら
あなたの魅力が十分に伝わっている
ということです。
しかし、2回目に会ったときの
反応が薄かったり
3回目のアポイントに
それほど乗り気ではなさそうだと感じたら
印象をガラッと変えるといいでしょう。
まったく違う一面を見せることで
「まだまだ知らない面があるから見てみたい」
と、相手は興味をかき立てられるはずです。
服装や見た目の印象を変えたり
「実は、こんな仕事もしています」と
これまでとは違うジャンルの実績を見せたりと
相手が知らない面を見せます。
この3セット理論は
仕事だけでなく
プライベートや恋愛などの
新たな出会いで有効です。
出会って3回目までの時間を
戦略的に使うことで
魅力的な人になれそうです!