ニュースや新聞、ネットニュース、SNSなど
知りたい情報があればすぐに手に入る時代です。
ですが、情報過多がストレスの原因になり
憂うつな気分になってしまうということも・・・・・・。
特に、今年は新型コロナウィルスの影響で
感染被害だけでなく経済的なダメージも深刻で
大手企業の赤字や撤退、閉店などのニュースを見ると
未来に対する不安が募ってしまいます。
今回は、憂うつにならない情報との付き合い方をお伝えします。
・嫌でも目に入ってくる情報・・・・・・情報が与える影響とは?
朝起きたらテレビをつけてニュースを見る。
新聞を流し読みしてから出勤する。
電車の中でネットニュースを見る。
スマートフォンでSNSをチェックする。
このように情報を目にする機会は多いものの
その割にはあまり内容を覚えていない
ということはありませんか?
反対に、意識してニュースを見たり
自分で調べたりした情報は忘れないですよね。
これを、「スプラリミナル知覚」といいます。
意識しながら見聞きした情報は脳を刺激して
人の行動に影響を与えることを指します。
情報が行動に影響を及ぼすからこそ
必要な情報を選ぶ必要があるといえそうです。
・複数のメディアや人から情報を得る必要性とは?
では、入ってくる情報が少ないほうがいいかというと
そうとは言い切れません。
ところで、こんな経験はありませんか?
自分はAが正しいと思っていたけれど
職場の上司や同僚はBが正しいと言う。
話しているうちに自信がなくなってきた・・・・・・。
その場にいる人の意見が一致していることを
「社会的証明」といいます。
「職場の人みんな=社会」がBだと言うのだから
きっとBが正しいのだろうと思ってしまうのです。
ですから、ひとつの情報を信じるのではなく
別の視点でとらえている情報も取り入れることが肝心です。
いろんなメディアや人からの情報を見聞きして
その中で自分が参考にするものを選び取るのが
情報との上手な付き合い方だといえそうです。
・ビジネスにも使える!? 情報テクニックとは?
緊張感のあるニュースの後に流れる
ほのぼのとしたコマーシャルソングが
頭から離れなくなったことはありませんか?
この現象を、「恐怖管理」といいます。
この心理は商談などでも応用できます。
クライアントの現状の良くない点
それが改善されなかった場合の未来など
ネガティブな情報を先に提示して
その後で改善策や売上げがアップしたところをイメージさせます。
すると、後で提案したポジティブな未来が印象に残り
「この人と仕事をしたら良いことがある」と
クライアントに感じさせることができるでしょう。
いかがでしたか?
生きていくために情報は必要不可欠です。
上手に付き合っていくために
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