暦の上ではもう秋ですが
まだまだ暑い日が続いています。
体調を崩していませんか?
猛暑やマスクで熱がこもったのが原因で
今年は例年よりも熱中症患者が増えました。
一方で、コロナでもないし
熱中症でもないようだけど
なんだか体調が良くないという人も
多かったのではないかと思います。
その体調不良の原因は・・・・・・
ストレスかもしれません!
今回はストレスが引き起こす体調不良についてお伝えします。
・体調不良の原因は「心」にあった!?
ストレスが原因で体調が悪くなることを
「心身症」といいます。
心身症とは「病態」を示しています。
つまり、病気ではなく、症状、状態だということです。
ストレスが蓄積したことが影響して
体にさまざまな症状が現れます。
・こんな症状があったら要注意!
心身症はいろいろな領域で見られるのが特徴です。
代表的な症状に、心筋梗塞や不整脈(循環器系)
気管支ぜんそく(呼吸器系)
胃潰瘍や過敏性大腸炎(消化器系)
自律神経失調症やめまい(神経系)などがあります。
また、頭痛や眼精疲労、じんましんなど
疲れたときに出やすい症状が
実はストレスが原因の心身症だった!
ということもあります。
・心身症が改善する方法とは?
体調が悪いから病院で検査をしたのに
原因が見つからなかったという経験はありませんか?
原因がハッキリとわかっている場合は
投薬などの治療をしますが
治療するほどでもないけれど
不調が長く続く・・・・・・。
そんなときは、今の生活を見直しましょう。
心身症は症状を緩和させるための治療と
ストレスを軽減させるという
体と心の両面の改善が必要だからです。
身体面では、規則正しい生活を送れているかどうか
過労気味ではないかなど
最近の生活を振り返ってみるといいですね。
精神面では、何にどれくらいストレスを感じているのか
書き出すのがおすすめです。
たとえば、マスクの蒸れや暑さ、寝苦しさといった
身体的なストレスを感じている場合もあれば
「これからどうなるんだろう?」という
仕事や将来に対する漠然とした不安が
ストレスになっていることもあります。
ストレスの原因はひとつではなく
複合的な要因があります。
また、ストレス軽減のための対処ができる場合と
自分の力ではどうにもならない場合があります。
たとえば、気温をコントロールすることはできませんが
エアコンの温度設定や服装などで
涼しく過ごすことができます。
このように自分で対処できるものから取り組めば
少しずつですがストレスが軽くなるはずです。
また、ストレス量や原因を明確にすることで
周囲の人に助けを求めやすくなります。
体の不調も心で感じているストレスも
ひとりで抱え込まないことが何よりも大切です。