最近、新聞や広告などで
「ニューノーマル」という言葉をよく見かけます。
2020年は新型コロナウィルスの感染拡大によって
生活が大きく変わった年でした。
今回は、ニューノーマル時代の
生活や働き方についてお伝えします。
・「ニューノーマル」ってそもそも何?
もともとはビジネスや経済学の分野で
世界金融危機(2007~2008年)や
大景気後退(2008年~2012年)が起こった後の
金融上の状態を表した言葉が「ニュー・ノーマル」です。
ニューノーマルは直訳すると「新しい常態」で
常態とは平常の常態をいいます。
社会に大きな変化があり
それまでのやり方や常識が通用しなくなり
新しいやり方が生まれます。
そして、それが当たり前になっていくのが
ニューノーマルです。
現在は、先ほど挙げたニューノーマル期に続き
第3のニューノーマル時代だといわれています。
・フリーランスとニューノーマルの関係は?
コロナの影響により生活と働く環境が大きく変わりました。
まず、マスクなしの生活は考えられなくなり
感染防止対策として、テレワークが導入されました。
フリーランスは自宅でも仕事ができるので
それほど変化がない人もいるかもしれませんが
利用していたコワーキングスペースやカフェなどが
使えなくなった時期もあったと思います。
今後もテレワークやローテーション勤務などが定着し
クライアントや仕事で関わる人の働き方も
変わっていきそうです。
また、拠点を都市部から地方に移転する会社も増えています。
コロナが終息するまでの一定期間だけ別の場所に移るのではなく
その土地に定住するのは、まさにニューノーマルです。
今後は、移住やIターン、二拠点生活などが増えそうです。
・ニューノーマルでビジネスチャンスは増える?
ニューノーマル時代のキーワードは「家」です。
今や、家は生活するだけの場所ではなく
働く場所であり、遊ぶ場、買い物をする場でもあります。
家で快適に過ごすための支出である
「巣ごもり消費」が増えています。
たとえば、外食をする代わりにデリバリーを利用したり
普段より高級なお取り寄せをしたりして
家での食事を充実させる人が増えました。
それから、ワンマイルウェアや
テレワークで映える服など
求められる洋服も変わってきています。
コロナ禍では、外でストレスを発散させたいけれど
外出していいものか・・・・・・という葛藤があります。
その悩みを解消するのが
趣味に関するオンラインサービスです。
ヨガなどのオンラインレッスンはもちろん
趣味がもっと上達するように
マンツーマンで専門家の指導が受けられるサービスも
これから増えていきそうです。
いかがでしたか?
ニューノーマル時代だからこそできる
働き方やサービスを考えてみるのも
いいのではないでしょうか。