コロナ禍では、プレゼンや商談の方法も変わってきました。
これまでは紙の資料を配布し、対面で話すことが多かったですが
現在ではオンラインで、資料は画面共有をすることが増えましたよね。
紙の資料と画面で見る資料には、実は違いがあるんです!
今回は、オンライン用の資料作りのコツをお伝えします。
・紙の資料よりもシンプルさが求められる理由
パソコンやタブレットの画面は発光するため
光を反射する紙の資料よりも目に負担がかかります。
そのうえ、原色を使っていたり、文字が多かったりすると
視覚的なストレスを感じてしまいます。
せっかく良い内容なのに、話が入ってこないことも・・・・・・。
だからこそ、画面共有する資料はストレスを減らした
シンプルなデザインが求められるのです。
・良い資料のポイントは、「目の動き」にあり
視覚的なストレスを減らすためには
デザインをシンプルにすればOK!
というわけではありません。
読みやすさを徹底し、ストレスを減らすためには
「目の動き」を小さくすることが重要です。
具体的には、3つのポイントがあります。
1.文字の大きさ
タイトルでは強調したい部分だけを大きくします。
フォントは統一し、内容に合った字体を選ぶのもポイントです。
ビジネスの資料では丸文字などは使わず
ゴシック体か明朝体などを使いましょう。
2.箇条書きにする
画面で長い文章を読むと目が左から右へと動きます。
それが何行、何ページも続くとストレスを感じてしまいます。
そうならないために、文章を箇条書きにします。
文章を短くすることで、目の動きは小さくて済みます。
箇条書きをいくつか並べるときは
1行の長さを同じくらいにしましょう。
3.左揃えにする
タイトルや小見出しなどの強調させたい部分を
中央に配置する人は多いでしょう。
ですが、文字が配置される場所がページによって違うと
目の動きが大きくなってしまいます。
なので、文字の配置は左揃えに統一するのがおすすめです。
また、強調したい文字に色付けをするのは効果的ですが
赤などの強い色は視覚的ストレスになってしまいます。
水色や薄いグリーンなどの目に優しい色を使い
3色までにとどめると読みやすくなります。
・オンラインは集中できない!? 飽きさせないポイントとは?
オンラインでのプレゼンや説明などは
一方的な発信になりがちです。
聴き手は受け身になり、集中力が途切れやすくなります。
集中して聴いてもらうための工夫として
資料にページ番号を入れます。
7/35というように全体のページ数も入れて
その説明が全体のどの当たりなのか示すのがポイントです。
ゴールがわかっていれば
そこに向かって集中力を発揮できるので
全体のボリュームを先に提示しておくといいでしょう。
いかがでしたか?
内容は同じでも、これらのテクニックを使うことで
グッと読みやすく、ストレスが少なくなります。
この記事が資料作りの役に立ったらうれしいです!