フリーランスが仕事をする上で必要な経費とは?

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フリーランスの仕事は

売上から経費を引いた額が

自分の利益となります。

 

会社員からフリーランスに転向した場合

この「経費」に苦しめられることもあります。

 

それでは、経費とはどのような

出費を指すのでしょうか?

 

今回は、フリーランスの経費について

お伝えします。

 

1.経費とは何か?

 

経費とは事業に関連する

必要な費用のことを指します。

 

つまり、仕事をする上でかかる費用です。

 

コワーキングスペースの利用料は

仕事に関わる出費=経費

として考えられます。

 

ただし、仕事に関係のない出費は

経費として認められません。

 

そのあたりは、会社で経費を

申請する場合と同じです。

 

会社員からフリーランスに転向した場合

「今までは、申請すれば

交通費がもらえたのに……」と

感じることもあるでしょう。

 

ですが

会社で経費申請して

支払われるお金も、仕組みとしては

フリーランスと同じなんです。

 

たとえば、営業で自分のお給料の

何倍もの売上をあげても

その金額がもらえるわけでは

ありませんよね?

 

その売上額は

会社の存続のための資金となり

全体の売上から

必要な経費をまかない

社員の給与を支払っているのです。

 

フリーランスの場合は、

これを自分でするということ。

 

ということは……

経費の額が少ないほど、良いですよね?

 

それでは、経費にはどのようなものが

あるのか見てみましょう。

 

2.経費にはどのようなものがあるのか?

 

事業をする上で使ったお金を

分類するために名前をつけます。

 

それが、「勘定項目」です。

 

確定申告で青色申告をする場合や

会計ソフトに入力する場合に使います。

 

フリーランスの出費で多いのは

通信費、図書研究費、旅費交通費、

接待交際費、取材費、宣伝費

などでしょう。

 

また、仕事で必要な物を

仕入れる場合などは

原材料費を経費として計算します。

 

3.コワーキングスペースと経費の関係

 

自宅で仕事をするフリーランスも多いですが

住居スペースをオフィスとする場合

その家賃のすべてを

経費にできるわけではありません。

 

これを、「家事按分」といいます。

 

経費として認められるのは

事業をする上での出費。

 

ですから、生活するために使っている

光熱費や家賃は

経費としては認められないということです。

 

その場合、1日に自宅で

仕事をする時間を計算して

家賃や光熱費等から割合を算出した上で

経費として申請します。

 

仕事用とプライベートの携帯電話を

わけている人がいるのもこのためです。

 

フリーランスがコワーキングスペースで

仕事をする場合は

100%仕事をしているので

経費として認められます。

 

家では仕事をせず、

コワーキングスペースでのみ

仕事をする人は

家事按分をする必要がないので

確定申告やソフト入力時に手間が省けます。

 

いかがでしたか?

 

出費はできるだけ抑えたいけれど

経費は仕事をする上では必要な出費です。

 

何にどれだけのお金を使ったのか把握して

経費と上手に付き合っていきましょう。

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