梅雨の時期だからこそ気を付けたい、「フィーリンググッド」効果

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いよいよ、本格的な梅雨の到来です。

 

この時期は湿気で髪が広がったり

 

雨が降ると服や荷物が濡れたりと

 

天候のせいで不快に感じることが増えますよね。

 

 

実はこの湿度、ビジネスでも気を付けた方がいいんです!

 

 

今回は、梅雨の時期と仕事の関係についてお伝えします。

 

 

・人の機嫌は湿度で左右される!?

 

湿度が高くて蒸し暑い日は

 

なんだかイライラしてしまうこと、ありませんか?

 

 

湿度と関係した、こんな実験があります。

 

 

室温38度、湿度60%の蒸し暑い部屋と

 

室温23度、湿度30%の

 

快適に過ごせる部屋で行った実験です。

 

 

それぞれの部屋にはあらかじめ複数の人がいます。

 

その部屋に1人の人が入っていき

 

中にいる人と会話をします。

 

 

あとでその人の印象を部屋にいた人に聞いてみると

 

蒸し暑い部屋にいた人たちはその人を低く評価し

 

快適な部屋にいた人たちはその人を高く評価したそうです。

 

 

ちなみに、部屋に入っていった人は

 

態度を変えたわけではありません。

 

 

この実験が表しているのは

 

相手に対する印象とは

 

「環境」によって変わる、ということです。

 

 

快適か不快かによって

 

その人の評価がガラッと変わってしまうんです。

 

 

実験を行った心理学者のグリフィットは

 

これを、「フィーリンググッド効果」と名づけました。

 

 

・雨が降っている日は早く切り上げよう

 

雨が多いこの時期はまさに

 

不快な環境で仕事をしている状態です。

 

ですから、打ち合わせや商談の相手が

 

天候や湿度のせいでイライラしていることもあるのです。

 

 

雨が降っている日や蒸し暑いときは

 

早めに商談を切り上げるようにしたり

 

重要な決断は下さない方がよさそうですね。

 

 

・フィーリンググッド効果を狙う

 

不快感ではなく快感を得られるような工夫をすれば

 

じっくりとあなたの話を聞いてもらえそうです。

 

そんなフィーリンググッド効果を期待するためには

 

温度や音などが大事です。

 

 

湿度や室温がちょうど良く感じられる状態にしたり

 

心地よいと感じられるボリュームでBGMを流したり

 

リラックスできる香りに凝るのもいいですね。

 

 

「この人と一緒にいると心地いい」と思わせるような

 

行動や工夫をすることによって

 

あなたに対する印象がずいぶん変わるでしょう。

 

 

雨で不快だと感じることが多い季節だからこそ

 

天候が悪くても良い状態で過ごすことが

 

仕事にも影響を及ぼします。

 

 

ぜひ、フィーリンググッドだと感じられる場所を

 

見つけてくださいね。

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