自信を取り戻す! 「学習性無力感」からの脱却法

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仕事でうまくいかないことが続くと

 

自信を失ってしまいますよね。

 

そんな状態から抜け出したくて頑張っているのに空回り。

 

なんだか意欲も落ちてきた……。

 

そんな気持ちになるのには理由があります。

 

今回は、「学習性無力感」と脱却法についてお伝えします。

 

 

 

・「学習性無力感」ってどんな状態?

 

仕事で失敗する、または良い結果が出ない状況が続くと

 

「自分は何をやってもダメだ」と無力感を覚えます。

 

その心理を、「学習性無力感」といいます。

 

 

努力しても認められなかったり

 

何をしても上司に否定されたりする環境でも

 

同じような気持ちになります。

 

学習性無力感が働くと

 

努力してもどうせ失敗すると思ってしまい

 

やる気を失ったり、消極的になったりします。

 

 

 

・学習性無力感を加速させる「自動思考」

 

ある状況で反射的に浮かぶ考えを「自動思考」といいます。

 

自動思考はこれまでの経験や価値観に基づいて作られます。

 

 

新規開拓に挑戦したけれど失敗した経験があったとします。

 

うまくいかなかった理由はなんでしょうか?

 

上手に話せなくて第一印象が最悪だったからだと

 

自分なりの理由を考えます。

 

 

再び同じような状況になると自動思考が働き

 

新規開拓が失敗したときに

 

「自分は初対面の人に嫌われる人間だ」と思い込み

 

余計に話せなくなってしまうのです。

 

 

 

・学習性無力感から抜け出す2つの方法

 

学習性無力感から抜け出すには2つの方法があります。

 

1つは自動思考(思い込み)を書き換えることです。

 

自動思考は思い込みや推論である場合が多いので

 

事実を確認することで自動思考を書き換えられます。

 

 

ですが、事実を確認できない場合もありますよね。

 

そんなときは、別の理由を想像してみます。

 

たとえば、相手が忙しいときに訪問してしまったから

 

十分に話す時間がなくて失敗したというように。

 

すると、原因は自分の人間性だったわけではなく

 

相手の都合を考えるべきだったのだと考えるようになります。

 

それがわかれば、忙しくなさそうな時刻に訪問するとか

 

先にアポイントをとるというように行動が変わります。

 

自動思考を書き換えることで前向きに仕事に取り組めますよ。

 

 

もう1つの方法は、自己効力感を上げることです。

 

何をしても否定される上司がいるなど

 

環境によって自信を失ってしまったときにおすすめです。

 

 

その場合は、得意分野で成功体験をするのがポイントです。

 

得意な仕事を頑張るだけでなく

 

髪型やファッションを変えてイメチェンしたり

 

趣味などのプライベートを充実させたりするのもOK!

 

自己効力感が上がれば堂々と振る舞えるようになり

 

スランプから抜け出せそうですよ。

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