４月から始まった
新生活や環境の変化から
疲れが出やすいのが
５月から夏にかけての時期です。
心身ともに、
ストレスを感じていませんか？
今回は、ストレスに対する
企業の取り組みと
フリーランスのストレス対策
についてお伝えします。
◆企業のストレスチェックが義務化
労働安全衛生法の一部を
改正する法律により
ストレスチェックと面接指導の
実施等を義務付ける制度が
平成２６年６月に創設されました。
ストレスチェックを実施するのは
- 個人のメンタルヘルスの低調を防ぐ
- ストレスの分析による職場環境の改善
- ストレスが高い人の早期発見
といった目的があります。
ストレスチェックを行うのは
医師や保健師で
結果を分析して
職場の環境の改善につなげたり
高ストレスに該当する人に対しては
医師による面接指導を
受けることができます。
事業者は年１回の
ストレスチェックを行う義務があり
健康診断とともにメンタル面の健康も
定期的にチェックできるようになります。
平成２７年１２月より
この制度が義務づけられ
順次、各企業で施行されます。
ところが……
義務づけられているのは
従業員が５０人以上の
企業の事業者であり
５０人未満の企業では
努力義務とされています。
ですから
従業員が５０人未満の企業に勤める人や
フリーランスで働く人は
自分でストレスを
チェックすることが大事なんです！
◆フリーランスのためのストレス対策
フリーランスで働いていると
十分に休む時間がなかったり
相談できる人がいなくて悩んでしまう……
ということ、ありますよね？
「病院に行きたくてもお金が……」と思い
症状が悪化してしまうことも
あるかもしれません。
だけど
フリーランスは働き方が自由だからこそ
休養をとろうと思えばとれるもの。
仕事を減らすのは難しいことですが
働き方を見直す機会だと思って
定期的にメンタルヘルスと
働き方について
考える時間をとるのは
いかがでしょうか？
身体の不調（不眠、風邪、体力の低下など）
を感じたときは
心療内科を訪れてみるのもいいですね。
また、コンサルタントやコーチ、
カウンセラーなど
悩みを相談できる存在を
確保しておくと安心です。
また
コワーキングスペースで出会った人と
悩みを共有するのもおすすめです。
仕事の合間におしゃべりをするだけでも
ストレスが解消できますよ。
ストレスチェック制度を利用できる人も
その対象ではない人も
自分自身の心と身体の状態をチェックして
向き合う時間をつくってください。
そして
無理をしていると感じたときは
十分に休養をとったり
周りの人や医師に相談をして
早めに対策をとることが肝心です。
心も身体も大切にして
健やかにお過ごしください。