ずいぶん秋が深まってきて
読書に最適な季節がやってきました。
ところで、本を読むのは好きですか?
最近では、ひとりで楽しむ趣味ではなく
さまざまな楽しみ方がありますよね。
今回は、ビジネスパーソンとしての
知識が身につく読書術について
お伝えします。
●知識を身につけるには?
仕事にプライベートに
忙しいビジネスパーソンにとって
ゆったりと読書をするのは贅沢な時間です。
だけど、趣味として楽しむのではなく
必要に迫られて
本を読むこともありますよね。
ビジネスの実用書や専門書で
知識を身につけたり
話題づくりのために
受賞作などを読むといったことです。
そんなときは、本に書かれていた
知識や内容を
身につけてフル活用したいですよね。
知識や内容が身につくために
最も効果的な方法は
アウトプットをすることです。
それでは、アウトプットの方法には
どんなものがあるのでしょうか?
●自分用にまとめる
その本の良かったところや
知識を身につけたいと思った部分に
読みながら線を引いたり、
ふせんを貼って印をつけます。
読み終えてからチェックをつけた部分を
ノートに書き写したり
その部分を中心にまとめましょう。
ノートに書くことで内容が整理されて
知識が定着するからです。
Wordなどでまとめるのも良いですが
手で書くことでより忘れにくくなります。
レビューを書く
読んだ本のレビュー(書評)を
書くのもアウトプットのひとつです。
Amazonなどの販売サイトや
レビュー投稿サイトに書いたり
FacebookやブログなどのSNSで
個人的に発信するのもいいですね。
ポイントは、読む人に伝わるような
レビューを書くことです。
そのレビューを参考にして
誰かが本を買う
というイメージで文章を書きましょう。
そのレビューを読んだ人からの
反応があったり
SNSの友達との
共通の話題が見つかるなど
読んだ人からの反応があるのも
おもしろいところです。
●読書会に参加する
各地で行われている読書会に参加して
読んだ本の良さや内容を伝えます。
話して伝えることが
なによりのアウトプットになり
知識の定着につながります。
また、読書会にもそれぞれに
目的や特徴があります。
参加者全員が
同じ本を読んだ状態で集まり
内容について
ディスカッションをする会もあれば
各自おすすめの本を持ち寄り、
感想を語り合う会もあります。
同じ本を読んでも自分とは違った
切り口があるとわかったり
自分では手にとらないジャンルの本の
おもしろさを知るなど
アウトプットをすると同時に
インプットの場でもあります。
また、そういった会に参加しなくても
人に話すことは知識の定着や
要約力をつけるのにぴったりです。
ですから、複数の人に
本の内容を伝えるのがおすすめです。
1人目に話したときに
わからないところがあったり
質問されて回答に
困った部分があれば復習し
ブラッシュアップして
2人目に伝えられるからです。
本を読んだら、1週間以内に
3人に話すようにするなど
自分の中で目標を立てるのもいいですね。
いかがでしたか?
アウトプットを前提に本を読むことで
知識や内容が身につきます。
さらに、感想や新たな発見などを添えて
あなたらしいアウトプットに挑戦しましょう!