冬になると気をつけたいのが、
インフルエンザです。
例年、全国的に流行るのは
12月頃ですが
今年は本格的に
流行するのが遅いようで
ピークは2月頃だと見られています。
予防していても
感染してしまうこともありますが……
そもそも、
インフルエンザと風邪の違いは
何なのでしょうか?
今回は、インフルエンザの特徴や
予防策をお伝えします。
◆インフルエンザと風邪の見分け方
インフルエンザとは、
インフルエンザウィルスが
のどや気管支、肺に感染することで
発症するものです。
風邪とインフルエンザの
共通の症状は
のどの痛み、せき、発熱などです。
インフルエンザ特有の症状は
発熱するとすぐに体温が上昇して
38℃を超える高熱が出ることや
頭痛、関節痛、吐き気などの
全身に
症状が見られることです。
ですから
38℃以上の高熱が出たときは
インフルエンザの疑いがあるので
すぐに病院で検査をしてください。
病院に行くときは
マスクを着用するのを忘れずに!
インフルエンザの疑いがあることを
伝えると
他の人にうつらないように
配慮してくれるので
受付で伝えるようにしましょう。
◆インフルエンザの予防
インフルエンザは空気中に存在する
インフルエンザウィルスから
感染するので
ウィルスを体内に入れないことが
何よりも重要です。
電車に乗るときや
人が多い場所に行くときは
マスクを着用して
ウィルスをシャットアウトしましょう。
また、インフルエンザ感染者が
触れた場所から
ウィルスに感染することもあるので
外出から戻ったら
手洗いとうがいを徹底的に。
空気が乾燥している冬の時期は
のどの粘膜が弱くなり
感染しやすくなるので
室内にいるときは加湿器で
湿度を保つのも効果的です。
免疫力が下がっているときは
感染リスクが高まるため
睡眠不足や不規則な生活が
続いているときは
特に気を付けた方がいいですね。
◆インフルエンザにかかったときの仕事
インフルエンザの潜伏期間は1~2日で
人にうつしてしまう可能性があるのは
発症する1日前(潜伏期間)から
発症後5~7日頃だといわれています。
特に、発症から3日間は
感染力が強いので
仕事があっても人と会わずに
薬を飲んで休むことが
何よりも大切です。
また、熱が下がっても
感染する可能性があるので
発症から1週間は
仕事を休んだ方がよさそうです。
インフルエンザの感染を
予防するためにも
体調の変化を敏感に察知して
健康で過ごせるようにケアしましょう。