新年の目標を立てたけれど
すでに計画とズレてきた!
達成できそうにないからやる気が起きない……。
そんな経験は、ありませんか?
実は、年始に立てた目標へのモチベーションが
下がってくるのが今の時期なのです!
真面目な性格で完璧主義な人や
長期的な計画を立てない方がうまくいく直感タイプの人は
「目標に合わせなければならない」と葛藤してしまうことも……。
ですが、
本来、目標とは自分のために掲げたものなので
ここは思いきって目標や計画を修正するのも
いいのではないでしょうか?
今回は、目標や計画を見直すPDCAについて解説します。
・計画を見直すPDCAとは?
PDCAサイクルとは、シューハートやデミングなどが提唱した
品質管理や生産管理を円滑に行うための手法です。
4つの行動の頭文字をとって、PDCAサイクルと呼ばれています。
【PDCAサイクルとは?】
1. Plan(計画):これまでの実績や将来の予測をもとにして計画を立てる
2. Do(実行):1のPlanを実行する
3. Check(評価):行動が計画にそっているかどうかをチェック(評価)する
4. Action(改善):行動が計画にそっていない部分を改善する
PからAまで進んだら、またPに戻るというサイクルを繰り返します。
・仕事の目標での取り入れ方
1月末の時点で目標(計画)が達成できそうにないけれど
仕事の目標だから修正ができない……。
そんなときは、
できたこと、できなかったことをそれぞれ数値化します。
売上以外にも、その仕事にかかる時間や達成率など
できるだけ細かく数値化してみましょう。
すると、「できなかったこと」の原因や問題点が見えてきます。
さらに、その数値をもとに、翌月や半年後の達成率も
ある程度は予想できそうですよね。
それから、うまくいかないときは
ひとりで抱え込もうとせずに
周りの人に相談してください。
できなかったこと(改善点)だけでなく
できたこと(実行の結果)も提示するのを忘れずに。
Actionと新しいPlanは上司やチームと
相談しながら作っていきましょう。
・プライベートな目標でのPDCA活用法
まずは、PDCの順番に確認をします。
その行動(D)を続けたいと感じるなら
やり方を工夫する(A)といいですね。
ただ、「もう苦しいからやめたい」と感じるのであれば
Pから見直す必要があります。
無理に計画を実行しようとしたり
実行するための方法を改善しようとするよりも
目標(計画:P)自体を見直した方が
達成しやすくなりますよ。
そのときは、
「なんのためにこれをするのか?」や
「どんな自分になりたいのか?」というように
自分自身に問いかけてみましょう。
いかがでしたか?
時間をつくってPDCAサイクルを見直すことが
目標達成への近道です。
この記事が少しでも目標達成の参考になればうれしいです!