すっかり秋がやってきたのを
感じられるようになりました。
秋の夜長といえば・・・・・・
もの思いにふけることもありますよね。
それはクライアントも同じです。
公私ともに仲が良い人が悩んでいるときや
もっとクライアントの役に立ちたい!
というときに
相手の本音を引き出す方法をご紹介します。
・同じ状況でも感じ方が違う!? 集めるべき2つの情報
まずは、コミュニケーションをとって
2つの情報を集めます。
1つ目の情報は、「現状」です。
たとえば、仕事が忙しいとか
仕事を頑張りたいけど体調がイマイチとか
残業が続いていて休日も仕事をしている
といった現在の状況です。
さらに、その話をしているときの
相手の表情にも注目してください。
仕事が忙しくて充実しているのか
辛いと感じているのかなどが
わかるからです。
・価値観は千差万別! 「核」となる部分を知ろう
そして、2つ目に集める情報は
その人が大切にしている価値観です。
これを、「価値観の核」といいます。
「仕事が忙しい」という状況でも
人によって感じ方が違うのは
価値観の核が違うからだといえます。
たとえば
あなたのクライアントが
責任が重い仕事を任されて
毎日、残業続きだったとします。
その人の価値観の核が
「新しい仕事に挑戦したい!」という考えであれば
慣れない仕事であっても
毎日が充実しているでしょう。
ところが、その人の価値観の核が
「責任のある仕事はしたいが
周囲の人に迷惑をかけたくない」
だったとします。
仕事内容や人間関係が変わり
部下や後輩、周囲の人と
協力して仕事を進めようとしても
なかなかうまくいかない・・・・・・
そんな風に感じているときは
価値観の核が満たされていないので
自信を失ったり
モチベーションが下がったりすることがあります。
・その人の気持ちに寄り添うヒントとは?
価値観の核は人によって違うので
むやみに励ますのはNGです。
大きな仕事を任されたり
昇進したりするのは喜ばしいことですが
プレッシャーを感じる人もいるので
自分の価値観で考えるのではなく
相手の気持ちに寄り添うことが大事です。
むやみに励ましたり
「飲みに行こう!」と誘ったりすると
わかってくれないと思われることも。
不安を感じていたり
落ち込んでいたりするときは
親身になって話を聴いた後で
「あなたの役に立ちたい」という
気持ちを伝えるといいですね。
そうすることで
今までよりも一歩進んだ
本音で付き合える関係を
築けそうです。