緊急事態宣言が解除されて
テレワークから出勤に戻った人は
多いのではないでしょうか。
ところが、また感染者数が増えてきて
テレワークに戻る・・・・・・ということも。
今回はテレワークと職場で働くことの
身体的、精神的な違いについてお伝えします。
・テレワークで健康に!? ◯◯時間が増える理由
テレワークをする女性を対象にしたある調査によると
テレワーク勤務者の70%以上が
6時間以上の睡眠をとっていたそうです。
それに対して、以前と同じように出勤している人で
睡眠時間が6時間を超えているのは約55%でした。
テレワーク時の睡眠時間が長いのは
いつもなら通勤やメイクなどにかかる時間を
睡眠にあてられるからだと考えられます。
テレワークをしたほうが睡眠時間をしっかり確保できて
健康になれるかもしれません。
・メイクをするだけで仕事がうまくいく理由
また、オンライン会議の参加時に
メイクをする人は約65%でした。
家から出ない日にメイクをするのは面倒ですが
すっぴんとメイクをしている状態では
人との接し方が変わるんです!
メイクをすることで自信がわいてきて
積極的に人と話したり、表情が豊かになったりする
という効果があるといわれています。
また、メイクをする過程で
仕事のスイッチが入るので
自宅でもダラダラせず
集中して仕事に取り組むことができます。
男性の場合は、ネクタイを締めたり
ひげをそって髪をセットしたりするのが◯。
・新しい働き方の落とし穴と対策
コロナ対策として時間差出勤や
テレワーク日と出勤日を作る企業も多いです。
同じ部署内でテレワークをする人と
出勤している人がいる状態を
「まだらテレワーク」といいます。
職場に人が集中するのを防ぎ
通勤ラッシュが緩和されるので
良い働き方のように思えますが
これが不安につながってしまうこともあります。
テレワークでは上司と顔を合わせていないことから
正当に評価されていないのではないかと
心配になってしまうのです。
特に、まだらテレワークの場合は
「出勤している人だけが優遇されるのでは?」
と、焦ったり、疑心暗鬼になったりすることもあるようです。
また、出勤している人達が楽しそうに会話しているのを
画面越しに見ると疎外感をおぼえます。
精神的な負担を軽減する対策として
チーム全体で情報を共有したり
オンラインやメールで用件だけを伝えるのではなく
世間話や近況報告をするなど
意識的にコミュニケーションをとるのがおすすめです。
新しい働き方と上手に付き合って
心身ともに元気に過ごしたいですね!