「ウィズコロナの時代」だといわれますが
日によって変わる状況に振り回され
不安やストレスを感じている人は多いのではないでしょうか?
これまでに感じたことがないストレスの中で
いかに穏やかで前向きな気持ちで過ごすのかが
今後の課題になりそうです。
今回は、コロナ時代のストレス対策についてお伝えします。
・まだ起こっていない未来に感じる不安
悩みや心配事で頭の中がいっぱいになってしまうとき
あなたは以下のどれについて考えることが多いですか?
1. 今まさに直面している問題
2. 未来に対する漠然とした不安
3. 過去の自分の言動や失敗に対する後悔
2と答えた人は、ストレスを溜める傾向があります。
いつまでこの状況が続くのだろうと心配したり
コロナの感染者数が増えるのではないかと不安になったり
明日の仕事のことが気になったりと
心配事が次々に浮かんでくるからです。
危機管理能力が高く、先のことまで考えて行動できるのは
とても良いことですが
交感神経がたかぶっている状態が続くと
眠れなくなったり、疲れやすくなったりするので
気持ちを切り替えることが大切です。
・今日の不安を吹き飛ばす「朝の2分間」
人間のストレスホルモンのほとんどは
起床時の数分間に分泌されるそうです。
目覚めてすぐに「今日」という1日について考え
「闘争(立ち向かう)・逃走(問題から逃げたい)」という
本能が刺激され、ストレスを感じます。
未来に対する漠然とした不安を感じやすい人は
布団の中で横になったままで
ゆっくりと呼吸をするのがおすすめです。
その日や未来に起こる出来事や心配なことを想像せず
ひたすら呼吸に集中します。
それを2分ほど行っているうちに
心が落ち着いてくるはずです。
・集中力が切れたら、TODOリストを活用する!
午前中は脳が疲れていないので
集中して物事に取り組める時間帯です。
一方、午後になると疲れてきて集中力が切れてしまい
うわの空になってしまったり
悩み事に頭が占領されたりすることがあるでしょう。
そんなときは事務作業やファイルの整理、
メールの返信などの作業をするといいですよ。
TODOリストを作成し、こなしていきましょう。
ひとつの作業が終わったらリストから削除します。
やるべきことが終わると達成感が得られて
仕事に対する意欲や集中力が復活しますよ!
ストレスを跳ね返す力を「レジリエンス」といいます。
こうした小さな心がけや工夫がレジリエンスの強化につながり
ストレスを軽くしてくれます。
未来に対して漠然とした不安を感じてしまう。
そんなときに試してみてくださいね!