一緒に仕事をする相手を褒めることは
モチベーションを維持する効果があります。
では、どのように褒めるのが良いのでしょうか?
今回は、後輩や部下、年下の人を評価するときに役立つ
4つの褒め方をお伝えします!
1.絶対評価
人と比較しない評価をいいます。
「純粋にそう思っている」という気持ちを伝えるのが効果的です。
《具体例》
「◯◯さんは、頭の回転がいいね」
「◯◯くんの企画って、斬新で好きだなぁ」
2.相対評価
誰かと比較して評価することをいいます。
人と比べられることで、褒められた人は優越感を得られます。
《具体例》
「◯◯くんがチームで一番、頑張ってるね!」
「◯◯さんの案が一番おもしろかったよ」
3.プロセス評価
途中経過や変化を評価することをいいます。
目標に向かって努力しているけれど
なかなか結果が出ない場合は
プロセス評価をするといいですね。
そうすれば、「見てくれている人がいるのだから頑張ろう」と
仕事への意欲がわいてくるでしょう。
《具体例》
「資格の試験勉強、頑張ってるね」
「地道に努力しているから、そのうち結果が出るよ」
4.結果評価
結果のみを評価することをいいます。
努力が実ったら、まずは結果を褒めましょう。
《具体例》
「難しい試験に合格できてすごい!」
「コンペに勝つなんて、さすが◯◯くんだね!」
・褒め言葉が説得力を持つ「合わせ技」とは?
褒められても、「いやいや、そんな・・・・・・」と謙遜する人がいます。
それから、褒め言葉を素直に受け取らない人もいるでしょう。
そんなときは、より相手の心に響くように「合わせ技」で褒めます。
《例》
合格おめでとう!(結果評価)
資格が取れるまで、勉強を頑張ったよね。(プロセス評価)
仕事をしながら勉強するのは、誰にでもできることじゃないよ。(相対評価)
目標に向かって粘り強く努力できるところ、本当にすごい!(絶対評価)
このように合わせ技で褒めれば
ただ「すごい」と言うよりも説得力があるので
「そうかもしれない」と相手は褒め言葉を受け入れやすくなります。
・相手を褒めるために必要な、たった1つのこと
誰かを褒めるためには、その人の行動をよく観察する必要があります。
長所を見つけたり、努力している姿を見守ったりと
その人をきちんと見ていないと褒められないですよね。
だからこそ、相手を褒めることが信頼関係につながります。
「この人は自分のことを正当に評価してくれて、理解してくれている」
と相手は感じるでしょう。
人間関係を良くするためにも、4つの褒め方を活用してくださいね。