仕事でクライアントや上司からダメ出しをされたとき
あなたはどんな風に感じますか?
その内容や相手との関係性にもよりますが・・・・・・
自分を責める人は要注意です!
自分の能力がないからダメだったんだ。
相手に嫌われているからダメ出しされたんだ。
このように考えると、自己肯定感が下がってしまいます。
それでは、どのようにとらえることが
自己肯定感を上げ、いい仕事ができる考え方なのでしょうか?
今回は、ダメ出しをされたときのとらえ方についてお伝えします。
・自己肯定感が高い人は他人を否定しない
自己肯定感が下がっている人(とき)は
自分の能力を否定してしまいます。
そのため、仕事や人間関係で問題が起こった場合
責任や原因を自分に求めてしまいます。
その一方で、他人を否定し、厳しく批判することもあります。
このような行動は、自己肯定感の低さの裏返しによるものです。
それに対して自己肯定感が高い人は
自分も他人も否定しません。
「自分自身」と「問題」をわけて考えるのが
自己肯定感が低い人との大きな違いです。
・自己肯定感が低い人がダメ出しされたときの思考
自己肯定感が低い人がダメ出しを受けたときに
「自分には能力がないからだ」と感じてしまうのは
「最初から完璧な仕事をするべきである」という
思い込みがあるからです。
また、「ダメ出しをされるのは恥ずかしい」と感じるために
「きちんと指示を出さなかったこの人が悪い」と
心の中で相手を非難することもあります。
相手が自分を嫌っているからダメ出しをするのだと考えるのは
ダメ出し=自分を否定されたと感じるためです。
・自己肯定感が高い人が成長する理由
それに対して自己肯定感が高い人は
ダメ出しをされても自分の価値が下がるとは考えません。
「もっといい仕事ができるようにアドバイスをくれた」と考えます。
ダメ出しをアドバイスやヒントだと考えるので
言われたことを元に修正し、より良いものを作ることができます。
自己肯定感が下がり、自分を否定しそうになったら
相手が指摘した内容だけに目を向けます。
そうすれば自分への評価とダメ出しの内容を
切り離して考えられるからです。
頑張ったことに対してダメ出しをされたら
ショックを受けるのは当然です。
完璧を目指す姿勢はとても素晴らしいですが
その時点での完成度は30~70%くらいだと考え
修正しながら完成させるというつもりで臨みましょう。
そのほうが、ストレスやプレッシャーが軽くなりますよ。