ストレスを感じたら、あなたはどのように対処していますか?
ストレスの発散方法はいくつありますか?
ストレスに対処する行動を、「ストレスコーピング」といいます。
今回は、ストレスを減らすコーピングについてお伝えします!
・ストレスはなぜ溜まる?
ストレスとは、外的な刺激に対する心身の反応をいいます。
ストレスの原因を、「ストレッサー」と呼び
ストレッサーの刺激による心身の影響を
「ストレス反応」といいます。
ストレスを感じやすい人もいれば
一晩寝れば忘れるという人もいますよね?
たとえば、「上司に叱られた」という出来事が
ストレッサー(ストレスの原因)である場合
起こった出来事(ストレッサー)は同じでも
ストレス反応は人によって違います。
体が緊張して眠れないとか
叱られた自分を責めてしまうこともあるでしょう。
しかし、そのままの状態が続くと
ストレス反応が強くなるばかりです。
だからこそ、ストレスに対処するコーピングが必要なのです。
・ストレスコーピングの数を増やすコツ
ストレスコーピングには、2つの方法があります。
リラックスと発散です。
行動しなければならなかったり
道具や移動が必要だったりするものもあれば
イメージするだけでOKなものもあります。
それでは、カテゴリー別の例を挙げてみましょう!
《リラックス×行動》
マッサージを受ける、音楽を聴く、おいしい物を食べる
海外旅行をする、家族に会う、温泉に入る、ヨガをする
《リラックス×イメージ》
うれしかった体験を思い出す、ハワイに行った気分になる
マンガの主人公になったと妄想する、温泉に入った気分になる
《発散×行動》
スポーツをする、ドライブをする、カラオケに行く、ひとり旅
料理をする、友達に会っておしゃべりする
《発散×イメージ》
以前から行きたかったお店で食事しているところを想像する
ガイドブックを読んで妄想旅行をする、ボーナスの使い道を考える
イメージするだけでリラックスできる対処法は
いつでもどこでもストレスコーピングができるのでおすすめです。
もちろん、旅行のように時間とお金をかけるのもリフレッシュできます。
ただ、すぐに実現するのは難しいですよね。
なので、いろんな種類の対処法を持っておいて
その時々の状況や気分に応じて使い分けるといいですね!
・発散とリラックス以外のコーピングとは?
気分転換だけではストレスが軽減しない場合があります。
それは解決しなければならない問題があるときです。
問題を解決する方法を考えることも
ストレスコーピングです。
ですが、心も体もストレスで疲れている状態では
前向きに問題に取り組めませんよね!?
まずはリラックスか発散のコーピングで
ストレスを軽くしましょう。
そうすれば集中して問題解決に取り組めますよ。