ちょっと休憩しようとSNSを開いたら
あっという間に1時間も経っていた!
やるべき仕事が山積みなのに……。
そんな経験はありませんか?
ゲームやSNS、動画の視聴、ネットサーフィン、暴飲暴食など
やめたいと思っていることがやめられず
自己嫌悪に陥ってしまうことがあります。
今回は、やめたいけれどやめられない習慣との
付き合い方についてお伝えします。
・時間があっという間に過ぎるのはなぜ?
YouTubeのショート動画を見出したら
いつの間にかこんな時間に!
好きなことをする時間は短く感じるものです。
時間が経過する感覚(体感)のことを「時間感覚」といいます。
たとえば、10分だけ休憩するつもりだったのに
SNSを見ているうちに30分ほど経っていたとします。
これは時間感覚がズレている状態で
正確な時間が体感で把握できなくなっているのです。
・やめたいのにやめられない4つの理由
ついやってしまう習慣がやめられない理由を考えてみましょう。
悪い習慣がやめられない4つの理由を紹介します。
1. すぐに達成感が得られるから
パズルゲームでクリアすると達成感がある。
達成感で心が満たされると次の面も挑戦したくなる。
2. 誰かと一緒にできたり、人から注目されたりするから
友達とオンラインゲームをプレイすると楽しい。
SNSの投稿にフォロワーから反応があるとうれしい。
3. 現実逃避ができる
有名人のSNSを見て、「こんな生活を送りたい」と想像する。
現実を忘れたくて、動画やドラマの世界に没頭する。
4. 体の快い感覚
スナック菓子を咀嚼するとストレス発散ができる。
寝転んで昼寝をすると気持ちがいい。
・「代替行動」で行動をチェンジ!
やめたい行動は、本当にしたいことではないはずです。
これらの行動の背景にあるものがわかれば
習慣を別の行動に変えることができます。
時間を忘れてSNSに夢中になるのは
周囲の人から認めてほしいからだとします。
その場合は、身近な人に喜んでもらえる行動をとります。
ゴミを拾うとか、デスクや共用スペースを片づける
周りの人の良いところを褒めるなど
すぐにできる簡単な行動でOK。
やめたい習慣に代わる行動のことを
「代替行動」といいます。
代替行動によって心が満たされると
だんだん習慣が変わってきますよ。
それから、時間管理を行うのも重要なポイントです。
時間管理がうまくできると
仕事や勉強の成績を上げやすくなることが
研究でわかっています。
習慣を完全にやめようとストレスがたまってしまうので
好きなことをするときはアラームをかけて
時間管理をするのがおすすめです。