申し込みをうながすランディングページや
チラシ、SNSなどでサービスや商品をアピールしたいとき
あなたはどのようなメッセージを書いていますか?
今回は、人の心に響くメッセージの法則についてお伝えします。
・心に響くメッセージの6原則とは?
人の記憶に残り、影響を及ぼすようなメッセージには
6つの共通点があるといわれています。
これを「SUCCESsの法則」といいます。
SUCCESsの法則は政治家や運動家のスピーチや都市伝説などから
記憶に残るメッセージのポイントをまとめ、頭文字をとったものです。
6つのポイントは以下です。
Simple(単純である)
Unexpected(意外性がある)
Concrete(具体的である)
Credentialed(信頼性がある)
Emotional(感情に働きかける)
Story (ストーリー性がある)
それでは、ひとつずつ内容を解説します!
・記憶に残るメッセージを作るためには?
1つ目のポイントは、単純明快であることです。
人間の記憶の容量はそれほど大きくはありません。
ですから限られた容量に収まる程度に
単純化されているほうが記憶に残ります。
内容を理解しやすくひと言で説明したり
結論を最初に持ってきたりすると明快ですね。
キャッチコピーをつけるのもいいでしょう。
2つ目のポイントは意外性です。
「こういうものだろう」という顧客の予想を裏切ることで
記憶に残りやすくなります。
3つ目のポイントは、具体的であることです。
都市伝説は、身長が2メートルで100メートルを6秒で走る
といった具体性があるからこそ恐れられ
多くの人に知れ渡ったのだといえます。
データを数値化して具体的にイメージできるような
表現をするといいでしょう。
・事実と感情の両方を伝える
4つ目のポイントは信頼性です。
ある分野の権威であるとか、専門家の視点で語られる内容は
説得力がありますよね。
資格や根拠をアピールすることで信頼性が高まります。
5つ目のポイントは感情に訴えかけることです。
感情は具体性や信頼性とは違い、抽象的で感覚的なものです。
ですが、感情が動かされなければ、人は行動を起こしません。
ワクワク、ドキドキ、楽しい、喜びといったポジティブな感情以外でも
怖い、不安、緊張、悲しい、焦りといった感情が
行動のモチベーションになる場合もあるので
顧客にどのような感情になってほしいのか想像して
言葉にするといいでしょう。
イラストや写真を活用するのもアリです!
6つ目のポイントはストーリー性です。
脳には、ランダムに並べられた項目だけを覚えるのは苦手で
ストーリーがあれば記憶に残るという特徴があります。
また、ストーリーを語ることで感情に訴えかけることができ
顧客の想像もかき立てやすくなります。
すべてのポイントを満たさなくても
6つのうちのいくつかでOK!
ぜひ、試してみてくださいね。