パワハラはなぜ起こる!? 3つの破壊的リーダーシップと対策とは?

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職場でパワハラをしているつもりはないけれど

 

忙しいときは部下や後輩に強く当たってしまう。

 

後輩や部下との距離感がわからなくて

 

注意をするのが難しい。

 

今回は、パワハラが起こりがちなリーダーの行動と環境

 

そしてパワハラ防止策についてお伝えします。

 

 

 

・パワハラにつながる3の破壊的リーダーシップ

 

破壊的リーダーシップには3つのタイプがあり

 

いずれも部下や後輩、または組織に対して

 

害を与える行動をとります。

 

それでは、3つのタイプを解説します。

 

 

1. 専制型

 

自分のやり方や考えを部下や後輩に押し付けて

 

相手を自分の思い通りに操ろうとします。

 

部下の考えを否定したり、強い口調で命令したりします。

 

 

2. 脱線型

 

自分の利益を第一に考えて

 

部下を操作しようとします。

 

リーダーは部下の仕事をサポートする役割がありますが

 

それよりも自分の仕事を手伝わせようとします。

 

 

3. 放任型

 

部下に任せっぱなしでリーダーシップを発揮しません。

 

教育や指導をせず、褒めることもしないタイプです。

 

部下にパワハラだと思われるのを恐れていて

 

積極的な関わりを持たないようにするでしょう。

 

リーダーが不在の状態なので

 

ミスが起こったときや仕事がうまく回らないときに

 

責任の押し付け合いが起こる場合があります。

 

 

 

・パワハラが起こりやすい要因は環境にあり!?

 

リーダーの行動を容認する人がいる環境では

 

パワハラが起こりやすくなります。

 

その環境を作るのは、こんな人です。

 

 

・経営者やリーダーより上の立場の人

 

仕事ができるリーダーだから

 

部下を厳しく指導することもあるだろうと

 

リーダーよりも上の立場の人が容認している場合です。

 

リーダーを褒めることはあっても

 

パワハラ行動を止めることはないでしょう。

 

 

・自己評価が低い部下

 

自分の能力が低いからリーダーに叱られるのだと考える人です。

 

「叱られても仕方がない」と受け入れる態度が

 

リーダーの行動を助長させてしまいます。

 

ミスを反省して改善するのは良いことですが

 

自分を責め続けると抑うつ状態になる恐れがあります。

 

 

・同調する部下や同僚

 

リーダーの言動に対して

 

「〇〇さんの言う通り」と同調する人です。

 

リーダーは自分の行動が正しいのだと思い

 

パワハラがエスカレートしてしまいます。

 

 

 

・パワハラをしないための対策

 

パワハラをしないためには

 

自分自身や置かれている状況を

 

客観視することが大切です。

 

感情に任せて部下を叱るのではなく

 

心を落ち着けてから話すようにします。

 

それだけで言動が変わり

 

パワハラの予防策になるでしょう。

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