お世話になったクライアントや
今はまだ仕事をしていない人にも
年賀状を送ることで
新たな仕事の依頼に
つながる場合があります。
今回は、
ビジネスでの年賀状の書き方を
解説します。
◆年賀状の裏面に書くべき4つのこと
裏面(宛名面の裏)には
以下の4つを書くのがマナーです。
●新年のお祝いを表す言葉「賀詞」
●挨拶やお礼
●相手の幸福を祈る言葉
●日付
◆「賀詞」を書くときに気をつけたいマナー
目上の人に対しては、「賀」などの一文字
または、「賀正」や「迎春」といった
二文字の賀詞は
失礼にあたるので
避けた方がいいでしょう。
それに対して、「謹賀新年」や「恭賀新年」は
「謹んで新年をお祝いします」
という敬語での挨拶を意味するので
目上の人やクライアントに対しては
こちらを使用した方がいいですね。
また、英語の挨拶文の場合、
「A Happy New Year」の
「A」は不要ですが
日本では上記の書き方が
浸透しているので
あまり気にしなくてもいいでしょう。
◆挨拶やお礼の他に書きたいこと
「旧年中はお世話になりました
本年もよろしくお願いいたします」
というお礼と挨拶の文を
「添え書き」といいます。
添え書きには、「。」や「、」の
句読点をつけないのが一般的です。
また、「失う」「病む」「倒れる」などの
忌み言葉は避けましょう。
「去る」も忌み言葉なので
「去年」ではなく「昨年」や「旧年」と書きます。
さらに、挨拶やお礼だけでなく
仕事の近況や
新年の抱負を書くのもおすすめです。
「こんなことができます」という
アピールになるからです。
あなたと仕事をしているところが
イメージできたら
新たなクライアントになったり
同じクライアントでも
別の仕事ができる可能性大。
相手の顔を思い浮かべながら
心をこめて
オリジナルの文面を考えましょう。
◆年賀状を出すのが遅れてしまった……というときは
本来は、1月7日までに届けば
失礼にあたりませんが
できれば1月3日までに
着くように送りましょう。
もし、1月7日に間に合わない場合は
寒中見舞いとして送るのが礼儀です。
◆メールやハガキを有効活用しよう!
最近では
ハガキで年賀状を出さずに
メールで済ませることも
増えています。
気持ちが伝われば
どちらでも構いませんが
手書きのメッセージが
添えられている年賀状は
受け取る側もうれしいものです。
年末のご挨拶はメールで送って
新年の挨拶は年賀状で送る
というように
組み合わせるのもおすすめです。
年賀状作りの
参考にしていただけると
うれしいです!