クライアントとの打ち合わせや
会議の前に
その場の空気を和ませるのに
役立つのが雑談です。
だけど
何を話したらいいんだろう?
と、頭の中が真っ白に
なってしまうこともありますよね。
そこで今回は
そんなときに使える
3つのテクニックをお伝えします。
ちょっとした工夫で
雑談力をUPさせて
クライアントとの距離を縮めましょう。
1. 目にとまったものの話をする
クライアントとの打ち合わせまでに
通った道で
目にとまったものの話をします。
たとえば
改装中のお店があれば
「ここに来る途中のカフェが
改装していましたね」
というように話題にします。
お互いに知っている
場所や物であれば
スムーズに話が進みますよね。
「あのカフェは使い勝手がいいから
早く改装が終わってほしいですね」
「工事が終わったら行きたいですね」
というように
雑談は短い会話の
ラリーができればOK。
2. 雑談は内容よりもテンポを重視する
どんなにおもしろい話でも
長くなると聞くのが辛くなってきます。
本来の目的である
打ち合わせの前に
やる気や集中力がなくなってしまうのは
考えものですよね。
ですから
雑談では長々と話さないように
心がけましょう。
「こんなことがあったんですよ」
という話題に
クライアントが興味を示すようなら
1分程度で話すのがおすすめです。
さらに掘り下げて質問された場合は
簡潔に応えるようにしましょう。
雑談では内容のおもしろさよりも
会話のキャッチボールを
重視するといいですね。
3. 共感を示す
クライアントが話した内容に
共感を示すのも
大事な雑談スキルです。
自分が話すことを考えていると
相手の話を聞いていなかったり
途中で話を奪ってしまうことがあります。
クライアントとの
心の距離を縮めるためには
そうした態度はとらないように
気をつけましょう。
自分が話すことよりも
相手の話に耳を傾けて
感情に共感するといいですね。
相手が使った感情に関する言葉を
繰り返すことで
共感していることが伝わります。
たとえば
辛かった、
うれしかった、
楽しかった、
ムカついた
というように
その人の喜怒哀楽がわかる言葉は
しっかりとキャッチしましょう。
「それは辛かったですね」や
「わぁ、楽しそうですね!」
というように
相手と同じ言葉を使って
気持ちを汲むことで
「この人はわかってくれる」
と感じるものです。
雑談は本題に入る前の
つかみですが
相手の情報や
感情を知ることができます。
その積み重ねが
信頼関係を築いていくということ。
ですから
目にとまった情報を
メモしておいたり
感情に寄り添う共感力を磨いて
クライアントとの雑談を
楽しんでくださいね。