次第に気温が高くなってくるこの季節は
スーツを着るだけで汗が吹き出しますよね。
最近は、「クール・ビズ」が常識となり
以前に比べると夏も涼しく過ごせるようになりました。
クール・ビズファッションの代表といえば
ノーネクタイ・ノージャケットですが
フリーランスで服装が自由な場合は
普段の服装と変わらないということもあるでしょう。
ですが、クール・ビズファッションには
実は定義もあるのです!
今回は、フリーランスのための
クール・ビズファッションについてお伝えします。
◆ クール・ビズの定義とは?
クール・ビズという政策が始まったのは
2005年の小泉内閣からです。
軽装で過ごして冷房を節約するというのが目的で
夏場に摂氏28度以上の室温に対応できる軽装の
着用を呼びかけたものです。
毎年、クール・ビズが施行されるのは
6月1日から9月30日までですが
環境省では、服装だけでなく働き方も含めた
職場環境の改善をうながす
「スーパークール・ビズ」を推進しています。
◆ NGな服もあるクール・ビズファッション
クール・ビズ期間は涼しさを重視した
ラフな服装が目立ちますが
実は、クール・ビズでNGな服装もあるんです!
普段から自由にファッションを楽しむフリーランスも
初めて仕事をする企業を訪問するときなどは
ガイドラインとしてご参考に!
≪クール・ビズで認められているアイテム≫
・ノーネクタイ
・ノージャケット
・半そでシャツ
・かりゆしウェア
・チノパンツ
・スニーカー
≪スーパークールビズより認められているアイテム≫
・ポロシャツ
・アロハシャツ
・Tシャツ(TPOによる)
・ジーンズ(TPOによる)
・サンダル(TPOによる)
≪原則としてNGなアイテム≫
・タンクトップ
・ハーフパンツ
いくらクール・ビズを推奨していても
カジュアル過ぎるのはちょっと……
という企業もあるので注意しましょう。
◆ クール・ビズを上手に取り入れるために
クール・ビズファッションは
室温摂氏28度でも快適に過ごせる服装ですが
実は、室温摂氏28度でも
熱中症になる可能性があります。
ですから、
クール・ビズファッションを着ていても
水分はこまめにとるようにしてくださいね。
また、電車内や打ち合わせ場所の冷房がきいていて
身体が冷えてしまうことがあります。
そんなときのためにカーディガンやジャケットなどの
羽織り物を持ち歩いたり
女性はストッキングや腹巻きなどのインナーを着用して
冷房から身体を守るのもクール・ビズです。
クール・ビズファッションを上手に取り入れて
夏を快適に過ごしましょう!