フリーランスで働いていると
いろんな誘いを受けることがあります。
「仕事でコラボしよう」という誘いもあれば
異業種交流会などで知り合った人から
お茶やランチに誘われたり
セミナー講師をしている人から受講を勧められるなど
さまざまなお誘いがあります。
そんなとき、
「行きたい!」と即OKをする誘いもあれば
「うーん」と悩んでしまうことも
あるのではないでしょうか?
今回は、悩んでしまったときに判断基準になる
「感情」についてご紹介します。
・お誘いを受けたときの「感情」を2つに分類する
人間が持つ感情には
「ポジティブ感情」と「ネガティブ感情」があります。
ポジティブ感情とは
うれしい、楽しい、喜び、ワクワクする、幸せなどに代表される
前向きで希望を感じられるような気分を指します。
一方、ネガティブ感情とは
悲しみ、怒り、不安、恐怖といった
後ろ向きでどんよりした気分のことをいいます。
誘いを受けてすぐにOKするときは
「興味があるから行きたい!」とか
「誘ってもらえてうれしい」というように
ポジティブ感情が働いているはずです。
なので、まずは誘いを受けたときに
自分がどのような感情を持ったのか
注目してみるといいでしょう。
・ネガティブ感情が信用できるワケ
仕事でも恋愛でも
「直感が当たった」と感じたことはありませんか?
道を歩いているときに
前から自動車が来たら
安全なほうに寄りますよね。
つまり、人間は一瞬で自分がとるべき
安全な行動を判断しているんです。
こうしたときに、
今までの経験や五感をフルに働かせて判断することを
「適応的無意識」といいます。
誘いを受けたときにネガティブ感情が働いたときは
適応的無意識が危険サインを出しているということです。
そんなときは、自分の直感に従って断るといいでしょう。
また、断れる雰囲気ではないときでも安請け合いは厳禁です。
・なぜ、ネガティブ感情を持っても断りにくいのか?
ネガティブ感情が働いたにもかかわらず
「せっかく誘ってくれたのだから」と
断れなかった経験はありませんか?
気が進まないのに断れないのには理由があります。
断ったら相手との関係が悪くなるのでは?
と心配になったり、
困っているなら力になりたいと思ったり
もう誘ってくれないかもしれないと
不安になることもあると思います。
ですが、そういった理由で引き受けると
相手に対する期待が大きくなってしまい
ガッカリする結果だった場合
「誘われたから行ったのに」と
相手のせいにしたくなることも・・・・・・。
なので、誘いが断りづらいときは
「なぜ断れないのか?」ということに焦点を当てて
考えてみるといいでしょう。
そうすることで
その誘いに乗るのか断るべきなのか
自分の本心が見えてきそうです。
お誘いを受けて返答に困ったときに
参考にしていただけるとうれしいです。