早いもので今年もあと3ヶ月です。
年始に立てた目標が達成できそうになくて
途中で挫折してしまったり
新たに挑戦したいことが見つかったりして
目標が変わることもありますよね。
今回は、目標を見直す方法についてお伝えします。
・目標を見直すときに知っておきたい、KGIとKPIとは?
マーケティング用語に
KGI = Key Goal Indicator(重要目標達成指標)
KPI = Key Performance Indicator(重要業績評価指標)
という、目標設定に関する2つの用語があります。
KGIは、最終的なゴールとなる目標を
数値化したものです。
どの程度までクリアすれば
目標を達成したとみなすのか?
と考えて設定するため
「◯◯したい」といった目標ではなく
数値化するのがポイントです。
たとえば、売り上げ額、成約数、購入者数などを
目標として設定するといいでしょう。
・KPIでプロセスを考えてみる
KGIで目標が決まったら
その目標を達成するために
必要なプロセスを考えていきます。
それが、KPIです。
プロセスを考えるときに基準になるのは
この5つの項目です。
明確性(Specific)= 具体的、わかりやすい
計量性(Measurable)= 数値化されている
現実性(Achievable)= 達成可能である
結果志向または関連性
(Result-oriented or Relevant)= 現実的
適時性(Time-bound)= 期限が明確
これらの頭文字をとって、「SMART」と呼ばれています。
KGIを達成するための方法として
KPIを設定していくので
ひとつのKGIに対して
複数のKPIを書き出していきます。
・KPIはゴールまでの地図になってくれる
目標を達成するためのプロセスは
できるだけ細かく書き出していきます。
ゴールから逆算して考えるのもいいでしょう。
そうすることで、次に自分がとるべき行動がわかります。
また、期限を設定しておくことで
いつ何をするのか日々の目標を立てやすくなり
時間をムダにすることがなくなります。
こうしてプロセスを細かく設定することで
その通りに行動していけばゴールにたどりつくという
地図ができあがるということです。
もちろん、すべてが思い通りに進むわけではないので
目標やプロセスの見直しや修正が必要です。
目標とプロセスを明確化することにより
今の段階ではできないことや
ひとりではできないこともわかってきます。
その場合は、作業を外注したり、
誰かと組んで仕事をしたり、
知識や技術を習得するというように、
解決する方法が見えてくるはずです。
目標を明確化して、そこに到達するための地図を描くことで
残りの3ヶ月を有意義に過ごせそうですよね。
目標を立てるときの参考にしていただけるとうれしいです。