仕事で初対面の人に会うときや
新しいプロジェクトがスタートするときなど
まだ相手のことをよく知らない段階では
お互いに本音で話せないものです。
相手や自分が人見知りをする性格で
沈黙が続いてしまったときや
表面上はうまくコミュニケーションはとれているけれど
どうも建前で話しているように感じるときなどは
「この人の心が読めたらいいのに」と思うことも
あるのではないでしょうか?
今回は、「心」をしぐさから読み解く方法をお伝えします!
・信用できるのは言葉ではなくしぐさ!?
動物行動学者のデズモンド・モリスが発表した
しぐさ・サインの信用度によると・・・・・・
汗をかく、顔色が変わるなどの
生理的な変化が最も信用でき、
言語(言葉)がもっとも信用度が低いとされています。
言葉では嘘をつくことができても
生理的な現象やしぐさでは本心は隠せない
ということです。
・意外!? 本音を見抜くなら「脚」を見よう
自律神経信号の次に信用できるのが
下肢信号・・・・・・つまり脚の動きだと
モリスは言います。
たとえば、脚を頻繁に組み替えるのは
退屈しているサインです。
クライアントの脚を組み替える回数が増えたら
話を早めに切り上げたほうがいいでしょう。
また、相手のひざの向きもポイントです。
相手のひざが自分のほうを向いているときは
良い関係を築けていたり
あなたの話に同意していたりすることを指します。
ところが、脚を組んでひざが外側に向いているなど
あなたのほうを向いていない場合は要注意。
どんなに、「そのアイデアいいですね!」と言っていても
本心ではない可能性が高いのです。
そんなときは、「◯◯さんだったらどうしますか?」とか
「ほかにご要望があればおっしゃってください」
というように、相手に話させるといいでしょう。
・相手が緊張しているかどうかは手の動きでわかる!
脚の次にサインが出やすいのが
手の動きです。
会話をしているときに
自分の髪や顔、二の腕などを触るのは
心を落ち着けようとしているサインです。
その人は緊張しているので
いきなり本題に入ろうとせずに
まずは世間話や気軽に答えられる質問などをして
緊張を解いてから始めるといいでしょう。
また、あなたも緊張していることを伝えると
相手も安心して話せるようになります。
いかがでしたか?
本音が出るのは表情や言葉だけでなく
しぐさからも読み取ることができるのです。
ぜひ、ビジネスの場や身近な人との関係で
役立ててくださいね。