今年も残すところ3週間。
「このままでは仕事納めができない!」と
仕事に追われていませんか?
忙しいときに
予想外のトラブルが起こったり
スケジュールがズレたりすると
イライラしてしまいますよね・・・・・・。
今回は、イライラを感じたときの対処法をお伝えします。
・「イライラするのは仕方ない」と考えて過ごす師走
12月を「師走(しわす、しはす)」といいます。
師走とは「師僧も走るほど多忙な月」で
普段はどっしりと構えてお経をあげる師僧までも走り回るほど
気ぜわしく、忙しくなることから
師走と言われるようになったそうです。
イライラしたり、ソワソワしたりする時期なのだ
と割り切れば、イライラがおさまるかもしれません。
・イライラと上手に付き合う「メタ認知」とは?
仕事でイライラしているときに
思わず相手にきつく当たってしまい
後悔したことはありませんか?
このようなことが起こるのは
瞬間的にわいた怒りの感情を
そのまま相手にぶつけてしまうからです。
物事や自分自身の感情を客観的にとらえることを
「メタ認知」といいます。
メタ認知能力が高まると
第三者のように自分を観察できるので
「今、とてもイライラしているな」と
感情を相手にぶつける前に気づくことができます。
怒りを感じないというわけではなく
その感情をどのようにして相手に伝えるか
または伝えないほうがいいのかというように
次の行動を冷静に選べるようになるのです。
・メタ認知能力を上げる方法とは?
感情をぶつけるのではなく
相手にわかるように言葉を選んで説明したり
時間をおいてから話すようにしたりします。
このように自分と相手にとって良い選択ができるのが
メタ認知能力を高めるといい理由です。
そんなメタ認知能力を上げるためには
瞑想をする、本を読む、映画を見る、
人と話すなどの方法があります。
他者の感情や価値観に触れることで
自分とは違う考えがあると知ったり
わき上がってくる感情に気づいたりできるからです。
忙しいときは、瞑想や深呼吸をするのがおすすめです。
わざわざ時間をとらなくても
寝る前や起床時、仕事の休憩など
2~3分でOKです。
メタ認知を意識すると
ストレスにも敏感になり
溜め込む前に発散させることができます。
また、ちょっとした体調の変化にも気づけるようになり
風邪や疲れに早めの対策ができるでしょう。
いかがでしたか?
師走だからこそ客観性を意識して
心も体も快適に過ごしましょう。