今年は新型コロナウィルスの影響で売上げが落ち
「何事もうまくいかない」と感じた人は
多かったのではないでしょうか。
気持ちが落ち込んでいるときは
物事を悲観的にとらえてしまうものです。
自分の能力に自信が持てなくなって
「お先まっくら」だと感じてしまい
さらに気持ちが落ち込むという悪循環に陥ることも・・・・・・。
今回は、そんな悪循環に陥らない方法をお伝えします!
・うまくいかないときに否定したくなる3つの要素とは?
気分が落ち込むと、物事を否定的にとらえてしまいます。
特に否定したくなるのが次の3つの要素で
心理学ではこれを、「否定的認知の三徴」と呼んでいます。
それでは、3つの特徴(三徴)の解説と対策をお伝えします。
1. 自分自身に対して
「自分はダメだ」と責めたり、能力がないと落ち込んだり
生きている価値がないと感じたりと
自分自身に対して否定的になります。
自分を否定したくなったら
そう思う具体的な根拠を挙げていくのが対策です。
悲観的になっているときは
漠然と自分はダメだと感じる傾向があるからです。
具体的にダメだと思うところを挙げた後は
すぐに達成できそうな小さな目標を立てます。
小さな目標をいくつも達成するうちに
自信を取り戻せるでしょう。
2. 周囲の人との関係に対して
周囲の人から見放されるのではないかと心配したり
嫌われているのではないかと不安になったりします。
だんだん周囲の人とコミュニケーションをとらなくなり
自分の殻に閉じこもってしまうこともあるので注意を。
実際に周囲の人がとった行動や言動を
客観的に振り返ることが悲観的にならないための対策です。
「その人に嫌いだとハッキリ言われたのか?」
というように自分自身に問いかけて
不安や思い込みを取り除きましょう。
3. 将来に対して
気分が落ち込んでいるときは
「今の悪い状態がずっと続く」と思ってしまいがちです。
悲観的になってしまったときは
「この状態がずっと続くわけではない」
と考えるようにします。
そうすることで、悲観的に考えるのを
いったんやめることができます。
次に、「今の状態を変えるためにどうすればいいか?」
という方法を考えます。
ひとりで抱え込まないで身近な人に相談したり
職場やコワーキングスペースなどで
ブレインストーミングでアイデアを出し合ったりするのもいいですね。
いかがでしたか?
気分が落ち込むときは
3つの特徴について否定的になっていないか
まずはセルフチェックしてみてください。