仕事を頑張ってきて、ようやくお盆休み。
緊張から解き放たれて、どっと疲れが出てしまった。
休暇が終わったら、なんだかやる気が出ない!?
そんなあなたは、「燃え尽き症候群」かもしれません。
今回は、やる気が起きなくなる心理と対策をお伝えします。
燃え尽き症候群の予防や疲れでダウンしないためにも
参考にしていただけるとうれしいです!
・お盆休みに気をつけたい2つの症候群とは?
仕事や勉強に夢中になっているときは
それほど疲れを感じないものです。
ですが、目標が達成されると急に疲れが出たり
やる気がなくなったりすることがあります。
「燃え尽き症候群」は、過度の緊張やストレスによって
精神的な衰弱状態に陥ることをいいます。
症状として、朝起きるのがつらい、アルコール依存
イライラする、出社したくなくなる
何事にも無関心になるといったことが挙げられます。
人間は適度にプレッシャーがある状況では
やりがいを感じられ、パフォーマンスが上がります。
ところが、仕事量が増え過ぎると心身ともに疲れてしまい
パフォーマンスが下がると精神的にも落ち込みやすくなります。
・夏の五月病!? 「荷おろし症候群」とは?
燃え尽き症候群と似た症状や心理状態を引き起こすのが
「荷おろし症候群」です。
重荷から解放されたことによって無気力状態になります。
職場や上司からの指示で仕事や勉強をしていたために
たとえうまくいっても目標がなくなってしまい
喪失感やむなしさを感じるのが特徴です。
症状として、やる気が起きない、寝つきが悪い、
出社したくない、社会に対する無関心などがあります。
五月病のような状態になってしまい
仕事をしたくても体が重く、やる気が出ないことに苦しみます。
・これらの症候群にならないためには?
資格取得のために勉強を頑張って合格!
それなのに、急にやる気がなくなってしまった。
頑張って準備をしたコンペでプレゼンは大成功。
契約ができたのに、全然うれしくない。
そう感じるようなら
燃え尽き、または荷おろし症候群になっているかもしれません。
これらの症候群にならないためには
人から指示されたことであっても
自分なりの目的や目標を持つことが大事です。
資格を取得したらこんな仕事をしたいというように
具体的にイメージするといいですね。
それから、根を詰め過ぎないことも大事です。
休日になると倒れ込むように寝るとか
寝つきが悪い、朝起きられないというのは
心と体が疲れているSOS信号です。
目標を持って仕事や勉強に取り組むのも大事ですが
しっかりと体を休める時間をとってください。
ストレス発散やリラックスをして過ごすなど
仕事について考えない時間をつくりましょう。