暑い夏だからこそ、辛いものを食べてストレス発散!
夏に辛いものを食べたくなる人は多いのではないでしょうか?
今回は、食欲がないときにおすすめの辛い食べ物や
辛いものを食べるメリットとデメリットをお伝えします。
・2つの辛味を使い分けよう!
辛味成分を持つ食べ物には2つの種類があります。
1つ目は、唐辛子、ショウガ、コショウ、山椒などです。
食べると口腔内がヒリヒリするのが特徴で
発汗効果があり、血行と代謝をうながします。
冷え性の改善が期待できるのもうれしいですね。
これらは麻婆豆腐などの中華料理や
キムチや韓国料理によく使われています。
2つ目は、わさび、大根、辛子、ニンニク、ペパーミントなどです。
食べると目や鼻にツンとした刺激を感じるのが特徴です。
加熱すると辛味が弱まり、水分で辛味がやわらぐので
辛味を調整できるのもいいところです。
抗菌作用が強いため食中毒防止に役立ち
胃液の分泌をうながすので
食欲を増進させる働きがあります。
これらは和食に使われることが多く
刺身などの生ものや麺類の薬味としてもよく使われます。
・夏に辛いものを食べるデメリットは?
辛い食べ物は食欲増進やストレス発散ができ
ツンとした刺激に涼しさを感じられますが
実はデメリットもあります。
辛味成分は刺激が強いため
胃腸が弱い人は注意が必要です。
また、夏バテで食欲がないときに
激辛料理でスタミナをつけようとするのはNG。
辛いものを食べると体に負担がかかるので
余計に体力が落ちてしまうかもしれません。
脂質が多い肉類は消化に時間がかかってしまうので
焼き肉とキムチ、唐辛子入りの辛い鍋などは
避けたほうがいいでしょう。
夏バテ気味のときは
消化にいい食べ物をとるようにしてください。
・辛いものを食べるとやる気が出るって本当?
スパイスには交感神経を活性化させる働きがあります。
なので、やる気が出ないときや気分が落ち込むときは
スパイスカレーやキムチなどを食べるのがおすすめです。
辛さが強いときは、牛乳やラッシーを飲むと辛味がやわらぎます。
ただし、イライラしているときに辛いものを食べると
余計に交感神経がたかぶってしまうので注意しましょう。
いかがでしたか?
エアコンで体が冷えてしまったときや
夏バテでやる気が出ないときに
辛いものを食べると元気が出そうですよね。
人によって辛さに強い・弱いがあるので
ちょっと辛いと感じるくらいがおすすめです。
しっかり食べて、暑い夏を乗り切りましょう。