仕事を依頼されたのはいいけれど、納期がタイト過ぎる!
だけど、ここで断ったら次はないかもしれない。
そんな不安から無茶な依頼を引き受けるフリーランスは
多いのではないでしょうか?
ですが、それでは急な依頼もOKしなければならなくなり
休みがなくなったり、予定が狂ったりすることも。
そんなときに役立つ断るテクニックをお伝えします!
・関係が悪くなる!? 3つのNGな断り方
できないなら、ハッキリ断ったほうがいいのでは?
たしかにそうなのですが……
クライアントとの関係が悪くなると
仕事がもらえなくなることもあります。
たとえ依頼や誘いを断ったとしても
良好な人間関係を保てる断り方を心がけましょう。
それでは、NGな断り方を3つ紹介します。
(例)仕事の打診をされたり、セミナーなどに誘われたりした場合
1.「すみません。無理です!」
→依頼や誘いを突っぱねるような態度をとると悪印象を与えます。
簡単にでも断る理由を話したほうがいいですね。
2.「その日は〇〇さんと約束があって……」
→正直に理由を伝えるのはいいですが
仕事や誘いを「人」で選んでいるという印象を与えます。
3.「今のところ大丈夫です」
→ほかの予定が入ればそちらを優先するのだと
相手は受け取るでしょう。
自分の優先順位が低いのだと感じて
人間関係にひびが入ってしまうかもしれません。
・相手に決定を委ねる「惜しい断り方」
次に紹介するのは「惜しい断り方」です。
(例)急な仕事を依頼されたときの断り方
1. すでに予定が埋まっていてお引き受けできません。
2. 仕事量が多いので、今回はお引き受けできません。
これらはきちんと理由を伝えているので
相手は納得してくれるでしょう。
あなたに依頼するのを諦め、ほかの人に仕事を頼もうとします。
でも実は、交渉の余地があったかもしれません。
次に紹介するのは、あなたから交渉する話法です。
・条件付きで断れば、仕事が増える!?
スケジュールが埋まっている場合は
「大変興味深いお仕事なので
来週までお時間をいただけるのであれば
ぜひやらせていただきたいです」と相手に伝えます。
このように希望を伝えれば、納期を調整できる場合もあります。
仕事量が多い場合は
「できる限り頑張りますが
どなたか協力していただけると助かります」と伝えます。
そうすれば、作業を分担する人を手配してくれるとか
納期を延ばしてもらえるかもしれません。
このような希望の伝え方を
「条件付き賛成話法」といいます。
「引き受けたい」という前向きな姿勢を見せるのが大事です。
そのうえで、引き受けるための条件をつければ
あなたの要望が通って仕事を断らずに済むことも!
ぜひ、試してみてくださいね。