あなたは自分に自信がありますか？
そう尋ねられて、「はい！」と即答する人は
少ないかもしれません。
ですが、ビジネスでは自信のなさが相手に伝わると
顧客を獲得するのが難しそうです。
今回は、自信がある人とない人の違いを解説し
簡単に自信がある人になれる方法をお伝えします。
・自信がある人とない人の違いとは？
カナダの大学で行われたこんな実験があります。
まず、実験協力者に性格テストを行い
「自信がある人」と「自信がない人」のグループに分けました。
それぞれのグループに25個の質問をしたら
自信がない人のグループでは
「YES」か「NO」で答えるのではなく
どっちつかずの回答が目立ちました。
それから、自信がある人のグループは
回答までの時間が平均3.8秒だったのに対して
自信がない人のグループは
平均4.5秒かかったことが分かりました。
時間にすれば１秒弱の差ですが
回答や決定がワンテンポ遅れる人
という印象を与えてしまいます。
自信がある人は答えるのが早くて内容が明確、
自信がない人は答えるのがやや遅くて
内容が曖昧な傾向があるというのが
自信がある人とない人の違いです。
・自信があると声が大きくなる
声の大きさも自信と関係があることも分かっています。
アメリカの大学で行われた実験です。
実験協力者に選択式の質問をして
口頭で答えてもらいました。
回答時の声の大きさを調べたところ
自信がある人の大きさは平均61.84デシベルで
自信がない人の大きさは平均58.47デシベルでした。
この実験からいえるのは
発言に自信を持っているかどうかで
無意識に声の音量を調節しているということです。
・自信がある人に変われる簡単な方法
自信がある人の特徴は
・回答が早くて明確
・声が大きい
ということです。
たとえ自分に自信が持てなくても
取り扱っているサービスや商品の説明が
スラスラと話せるのであれば
これまでよりも大きな声を出すように
心がけましょう。
それだけで印象が変わるはず！
質問をされたらハキハキと答えるようにして
すぐに回答できない場合は
「確認して、改めて連絡します」と言えば
クライアントや見込み客と接触する機会も増え
曖昧な回答をするよりも信頼度がアップしそうです。
優柔不断な人や自信が持てない人は
仕事とは無関係の質問に対しても
即答する練習をするのがおすすめです。
YESかNOで答えられるクローズドクエスチョンは
どちらか一方を選べばいいので答えやすそうです。
「どちらでもない」や「普通」といった
どっちつかずの回答をしないのがポイントです。
周りの人と質問をし合うとか
みんなで同じ質問に答えるというように
ゲーム感覚でトライしましょう！