チームの団結力を上げたい!
クライアントや顧客と信頼関係を築きたい。
そんなときにキーになるのが、親密な関係を築く6つの機能です。
今回は、チームやクライアントと固い絆で結ばれ
親密な関係を築く6つのポイントについてお伝えします。
・親密な関係を築く6つの機能とは?
人は人と親密な関係を育み、維持しようとするものです。
社会心理学では良い関係を築くのに必要な要素として
以下の6つの機能が挙げられています。
1.共同活動の促進
一緒に行動できることを指します。
個人プレーではなく、チームでひとつの目標に向かったり
問題に取り組んだりすることで親密度がアップします。
2.相互援助
相手から助けられ、自分もその人に手を差し伸べます。
チームや個人の問題、困っていることなどを共有し
みんな、または2人で話し合って解決しようとします。
また、得意なことをすすんで引き受けるとか
苦手な仕事をほかの人に担当してもらうのもいいですね。
3.相互親密化
正直に自己開示ができる状態をいいます。
チームメンバーやクライアントと
素直な気持ちで自己開示をすることで良い関係を築けます。
そのためには、相手の価値観や話す内容を否定しないことが大事です。
話しやすい雰囲気づくりや、相手よりも先に自分の話をすれば
相手も自己開示がしやすくなりますよ!
4.互信頼による結びつき
お互いに信用できる関係を築くことをいいます。
一方が相手を信頼していても、もう一方が信用できずにいると
親密な関係は成り立ちません。
相手から信用されていないと感じたら
自己開示が足りていないのかもしれません。
警戒心が強い人や打ち解けるまでに時間がかかる人もいるので
相手の性格を理解して、誠実な付き合いを心がけるといいでしょう。
5.自己確認
その人との交流によって、自分を知ることができる関係性をいいます。
自分自身に関する新たな発見があると
その人に対する信用度が増します。
相手が気付いていないような長所を褒めるとか
行動や言葉に対する感謝を具体的に伝えるのが効果的です。
6.情緒的安定
怖いときや寂しいときに、安心を得られることをいいます。
その人が不安や孤独を感じているときに話を聴き
心に寄り添うことが肝心です。
・まとめ
リモートワークや会う機会が少ないと
なかなか親密な関係が築きにくいですよね。
それは、その人がどのような気持ちでいるのか
分かりにくいからだといえます。
仕事の面で助け合うだけでなく
お互いが抱えている問題や感情などと
話す機会をつくるといいですね。
6つのポイントをぜひ実践してみてください!