達成できない目標は酸っぱいブドウ!? 目標を修正する方法とは?

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新年に立てた目標が達成できそうにない。

 

そもそも、そんなに本気で達成を目指したいと

 

思っていなかったかも!?

 

いやいや、頑張れなかった自分が悪い……。

 

 

自分のために立てた目標なのに

 

振り回されてしまうことってありますよね?

 

 

今回は、自分の心を守ろうとする心の働きと

 

目標を修正する方法についてお伝えします。

 

 

 

・他責傾向がある人はご用心!? 「合理化」とは?

 

「合理化」とは、満たされなかった欲求に対して

 

理屈をつけて自分を納得させようとする心の働きをいいます。

 

自分に都合の良い言い訳をして、心の平静を保とうとするのです。

 

 

合理化は心を守る「防衛機制」の一種で

 

傷つかないように自動的に発動するもの。

 

ただし、何かが起こったときに他者に原因を求める

 

他責思考の傾向がある人や言い訳が多い人は要注意。

 

何かにつけて合理化してしまい

 

人や環境のせいにしてしまう恐れがあるからです。

 

 

 

・「酸っぱいブドウ」って何?

 

「合理化」の有名な例として

 

イソップ童話の「酸っぱいブドウ」が挙げられます。

 

 

森を歩いていたキツネは高い木になっている

 

おいしそうなブドウを見つけました。

 

そのブドウを採ろうと木を揺すったり

 

木に登ろうとしたりしましたが

 

ブドウを採ることができませんでした。

 

キツネは、「あのブドウはおいしいはずがない。

 

きっと酸っぱいに違いない。だからいらない!」と思い

 

ブドウを採れなかった自分を納得させようとしたのでした。

 

 

 

・合理化せずに目標を修正するためには?

 

これをビジネスの話に置き換えてみます。

 

ある企業と仕事がしたくて頑張ってきたけれど

 

コンペに負けたり、新規の取引を受け付けていなかったりして

 

目的を達成できませんでした。

 

そこで、「あの企業は将来性がないから付き合いがなくて良かった」と

 

考えるのが合理化です。

 

心を守るために言い訳をするのは悪いことではありませんが

 

それを人に話したり、SNSに書いたりするのはNG。

 

合理化するクセがつくと

 

さまざまなことに不満を感じやすくなります。

 

 

ですが、「目標は絶対に達成しなければならない」と

 

目標の達成に固執してしまうのも考えものです。

 

それから、必要以上に自分を責めるのも

 

心身の健康に良くないですよね。

 

 

合理化をせずに目標を達成するためには

 

達成不可能な目標を立てていなかったかどうかを

 

客観的に分析することが肝心です。

 

本当にしたいことかどうかを自分自身に問いかけて

 

まったく新しい目標を立てるのもアリです!

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