春に眠くなる理由と対策

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冬は寒くて起きるのがつらかったけれど

 

春は眠くて起きられない・・・・・・。

 

 

この時期になると

 

学生時代に国語の授業で習った

 

「春眠暁を覚えず」という一節を思い出して

 

「まさしく!」と感じる人も

 

多いのではないでしょうか?

 

 

 

「春眠暁を覚えず」は、

 

孟浩然(もうこうねん)による

 

漢詩「春暁(しゅんぎょう)」の一説です。

 

 

春の夜は心地よくて、朝になったことに気づかなかった

 

という意味で、春の気候の良さを表現しています。

 

 

ところで、

 

春は眠いだけでなく

 

なんだか身体がだるいと感じませんか?

 

それには理由があるのです!

 

 

・冬から春にかけて切り替わる「神経」とは?

 

寒い冬は交感神経が優位になっていて

 

いわば緊張が続いているような状態です。

 

 

一方、春になると寒さがやわらぎ、

 

身体は副交感神経が優位になるといわれています。

 

 

つまり、緊張から解放されて、

 

リラックスしている状態です。

 

 

眠くなったり、身体がだるく感じてしまうのは

 

優位になっている神経の違いにあるというわけです。

 

 

また、季節の変わり目は体調を崩しやすく

 

自律神経も乱れがちになります。

 

 

ですから、

 

この時期は眠くなるのが当たり前なんだ

 

と思った方が過ごしやすそうですね。

 

 

・春をスッキリと過ごすための対策

 

眠いときは無理をしないのが一番です。

 

 

昼休憩に20分程度の仮眠をとったり

 

朝は早めに目覚ましをセットしておいて

 

少しずつ身体を目覚めさせるのがおすすめです。

 

 

また、自律神経を整えるためにも

 

規則正しい生活と栄養バランスのとれた食生活を

 

心がけるといいでしょう。

 

 

・朝、起きたときの1アクションとは?

 

睡眠ホルモンであるメラトニンは体内で作られ

 

眠りにつきやすくする働きがあります。

 

 

メラトニンは光を浴びると

 

分泌がストップするので

 

朝、起きたらすぐにカーテンを開けて

 

日光を浴びるようにするといいですよ。

 

 

 

いかがでしたか?

 

なかなか起きられない自分を責めるのではなく

 

規則正しい生活を心がけ

 

まずはカーテンを開けて

 

ベッドの中で目覚める準備を整えていく

 

というように、段階を踏むのがポイントです。

 

 

副交感神経が優位になっている

 

リラックスモードのときに

 

良いアイデアが浮かぶこともあるので

 

「春眠」を仕事に生かせるかもしれません。

 

 

身体と心に負担をかけず

 

少しずつ冬から春への準備を整えていきましょう。

 

身体が慣れれば、スッキリと起きられそうですよね。

 

 

この記事が少しでも役立てばうれしいです!

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