仕事や趣味、ボランティア活動など
人と一緒に何かに取り組むことってありますよね。
そこで、「なんだか自分の負担が大きいような気がする」と
感じたことはありませんか?
実は仕事上での関係とプライベートでは
人間関係の築き方が違うんです!
今回は、その2つの違いについてお伝えします。
・仕事とプライベートな人間関係の違いとは?
人間関係の築き方には、2つの種類があります。
ビジネスパートナー、職場の同僚、顧客など
仕事での人間関係は、「交換的人間関係」を築く傾向にあります。
交換的人間関係とは
欲しい商品を買うときに代金を支払うように
ギブ&テイクで成り立つ関係です。
それに対してプライベートでは
「共同的人間関係」を築く傾向があります。
これは、見返りを求めるのではなく
お互いを助ける共同的な関わりをするというものです。
・交換的 VS 共同的!? あなたはどちらの傾向がある?
人間関係において、共同的または交換的関係の
どちらを重視しているのかチェックしてみましょう。
以下の4つの質問に、◯または☓で答えます。
1. 人から助けてもらったら、すぐに恩返しをする
2. 助けてあげたのにお返しがないと「利用された」と感じる
3. チームで仕事をするときは、報酬を貢献度で決めてほしい
4. 誰かを助けたときに、感謝やお礼の言葉がないとイラッとする
◯が3つ以上ある場合・・・・・・交換的人間関係を重視している
☓が3つ以上ある場合・・・・・・共同的人間関係を重視している
・どちらか一方に偏らず、バランスをとることが大事!
仕事の場面では、報酬や評価基準がハッキリしている
交換的人間関係のほうがうまくいく場合があります。
ですが、あまりにもそちらに偏ってしまうと
人の仕事を手伝うことが損だと感じてしまいます。
「人は人、自分は自分」というドライな考えに偏ると
トラブルが起こったときに誰も助けてくれない・・・・・・
ということもあるかもしれません。
だからといって、共同的人間関係に偏ると
仕事を押しつけられる可能性があります。
得意な分野だから、仕事ができるから、という理由で
報酬は同じなのに仕事量が増えてしまうということも。
チームで仕事や作業を分担するときは交換的に考えたほうが
不満が生まれにくく、人間関係も良くなります。
仕事をマニュアル化して誰でも対応できるようにしたり
それぞれの得意分野を活かして、苦手な部分は補ったりと
ひとりの負担が大きくならないように話し合いましょう。
また、仕事でもプライベートでも
人間関係を良くするために必要なのが
感謝の気持ちです。
交換と共同、どちらの人間関係においても
気持ちを言葉にして伝えるようにしたいですね。