新型コロナウィルスが原因で
以前よりストレスを感じるようになった
という人は多いと思います。
ところが、感染予防のための外出自粛により
ストレスを発散する方法が限られています。
外食や旅行、人との交流を楽しむといったことができず
発散できないストレスが余計に溜まってしまいます。
だからこそ、ストレスを軽減することが大事です。
今回は、ストレスを溜めがちな危険な口グセについてお伝えします!
1.周りの人のおかげで~
仕事がうまくいったときに
「周りの人のおかげで」や「運が良かった」と言う人は
謙虚で前向き、人間関係も良さそうですよね。
もちろん、謙虚さは大事なのですが
仕事がうまくいかなかったときは注意が必要です。
「うまくいったときは人のおかげで、失敗したときは自分の責任」
と考える人は、失敗したときに自分を責めてしまう傾向があるからです。
成功したときは周囲の人のおかげで自分の実力ではない
と考えるので、自分の能力に自信が持てず
失敗をきっかけに落ち込んでしまうこともあるでしょう。
成功したときも失敗したときも
客観的に状況をとらえるようにして
必要以上に自分を責めないことが肝心です。
2.~~すべきだ
「~~すべき」という考え方を、心理学では「べき思考」と呼びます。
「ルールを守るべき」や「普通はこう考える」といった
口グセがある人はストレスを感じやすいといえます。
ルールや常識を重んじることは大切ですが
仕事をしたり、人と関わったりすると
予想とは違うことが起こることもあります。
また、人によって価値観が違うので
「~~すべき」だと考えない人と
意見が衝突することもあるでしょう。
するとストレスが溜まってしまいます。
「~~べき」だと言いたくなったときは
「例外はないか?」と自分に問いかけ
いろんな角度から物事を見るようにしたり
考え方が違う人の意見を参考にしたりするのがおすすめです。
3.~~しなければ意味がない
アリかナシか、成功か失敗か、0か100かというのは
完璧主義な人に多い考え方です。
「成功(達成)しなければ意味がない」や
「失敗してはいけない」、「成功しなければ!」
といった結果を重視する口グセがある人は
失敗できないプレッシャーを感じてしまいます。
また、プロセスや努力を評価しないので
自分に自信を持つのが難しくなります。
ですから、このような口グセがある人は
「結果が失敗でも、本当にムダだったのだろうか?」と
自分に問いかけるようにしてください。
「結果までの過程に得られたこともあった」というように
知識、経験などの得られたものに気づけるはずです。
いかがでしたか?
できるだけストレスを溜めずに過ごせるように
少しでもこの記事が役に立ったらうれしいです!