6月は気温や天気が変わりやすく、体調にも変化がある時期です。
体調を崩すと、精神的にもネガティブになるものです。
特に注意が必要なのは、完璧主義な人です!
今回は、完璧主義な人が陥りやすい「負の思考」についてお伝えします。
・完璧主義な人が失敗するとどうなる?
完璧主義な傾向がある人が仕事などで失敗すると
自分を責めてしまうため、自己肯定感が下がります。
すると、失敗すること自体を恐れるようになります。
そもそも、完璧主義の人は失敗しないために準備を入念にします。
なので、失敗は人よりも少ないかもしれません。
ですが、いつも完璧にこなすのは不可能だといえます。
十分に準備をして臨んだのに失敗するとショックが大きく
落ち込んでしまいます。
失敗の原因が自分にあると考えて自分を責めてしまい
やがて、「自分には能力がない」と思うようになります。
このようにして自己肯定感が下がってしまいます。
・どんどん挑戦しなくなる!? 負の思考に陥る理由とは?
失敗を恐れると新しいことに挑戦しなくなります。
挑戦で得られるものよりも、確実に失敗しない方を選ぶからです。
ところが、「この程度なら失敗しないだろう」と思っていたことが
うまくいかない場合もあります。
すると、「これくらいのこともできないなんて……」と自分に失望し
さらに自己肯定感が低くなってしまいます。
これが、負の思考のスパイラルです。
・負の思考に陥らないための考え方とは?
失敗=これまでの頑張りがすべて無駄になる
と考えないことが大事です。
また、失敗した後に迅速な対応ができたり
同じ失敗をしないために対策をとったりすれば
相手との信頼関係がこれまでより強くなることもあります。
失敗したときは自分を責めるのではなく
事実を客観的にとらえることが大切です。
そのうえで状況や原因、今後の対策などを冷静に考えましょう。
そして、今後の対策が決まったら
その失敗については考えないようにします。
完璧主義な人は、「失敗=自分はダメだ」という
レッテルを自分に貼ってしまいがちです。
このように自己否定をする機会が増えると
仕事や物事を成功させることよりも
失敗しないことを目的にしてしまいます。
「失敗しても挽回できる」と考えて
負の思考スパイラルに陥らないように気をつけましょう。