ストレスを感じる状況に陥ったときや
仕事で失敗したときなどに
逆にやる気がわいてきたという経験はありませんか?
それは心がストレスに対して
「チャレンジ反応」を起こしているからなんです!
今回は、ストレスへのチャレンジ反応と
エネルギー切れを起こしたときの対策についてお伝えします。
・「チャレンジ反応」って何?
ストレスを抱えた反動として
何かに挑戦する気持ちがわいてくることを
「チャレンジ反応」といいます。
ストレスの原因がプレゼンの失敗だったとします。
そこで落ち込んだり、自己否定をしたりするのではなく
次の機会にはより良い結果を出そうと前向きになるのが
まさしくチャレンジ反応です。
・チャレンジとリバウンドで挽回する!
ストレスを受けると「アドレナリン」というホルモンが分泌されます。
アドレナリンはやる気や集中力の向上
身体能力が高まる作用もあります。
つまり、ストレスを感じているときほど
挽回のチャンスがあるということです。
それから、ネガティブな出来事がきっかけとなり
その反動で大きなことを成し遂げるのを
「リバウンド効果」といいます。
ストレスをバネにチャレンジをして
リバウンド効果で成功を収めれば
自分に自信が持てるようになり
ストレスにも強くなれそうです。
・笑顔をつくってエネルギーチャージ
頑張っていても結果が出ないときや
失敗して落ち込んでいるときなどは
なかなか前向きになれないもの……。
そんなときは、鏡で表情をチェックしてみましょう。
眉間にしわが寄っていたり、歯をくいしばっていたりと
無意識に苦しそうな表情をしているかもしれません。
仕事のパフォーマンスを上げるためにも
まずは顔の力を抜きましょう。
口元を緩めるのがポイントです。
そして、無理にでも笑顔をつくります。
楽しくなくても笑顔をつくると脳が錯覚して
だんだん楽しくなってくるからです。
心理学者のフォレーの実験によると
実験協力者を1分間無理やり笑わせたところ
どんな人も1分後には気分が上がったというのです。
また、笑うことでポジティブになるだけでなく
免疫力も上がるといわれています。
ネガティブになりそうなときや
チャレンジするエネルギーがわかないときは
好きな動画を見たり、人と話したりして
短い時間でいいので笑うようにしましょう。
職場の人や友達と話すのもいいですし
コワーキングスペースの会員同士で
休憩時間に話すのも気分転換になりそうです。