夏に溜まった疲れが出るこの時期は
「秋バテ」の症状が出やすいというのは
以前お伝えしました。
→なんだか身体がだるい……
その症状、「秋バテ」かも!?
~秋バテの原因と対策~
体力が落ちているときは
精神的にも落ち込みやすくなるものです。
些細なことを気にしたり
ため息をつく回数が
多くなったりしていませんか?
精神的に落ち込んでいるときや
体力が落ちているときは
普通の状態よりも
負荷がかかっているので
頑張ろうとしても力が出ないものです。
すると
「どうしてできないんだ!」
と余計に自分を責めて
悪循環を引き起こしてしまいます。
その状態が続くと、
うつ病の兆候が表れることも……。
そうならないためにも
落ち込んだときは心身ともに
回復することが先決です!
今回は、沈んだ気分を
回復させる方法についてお伝えします。
●旬の物を食べる
「食欲の秋」というくらい、
秋は食べ物がおいしい季節です。
この時期に旬を迎えるのは、
さんまや鮭、かつおなどの魚。
きのこ類、栗や柿などの果物も
おいしいですよね。
旬の物を食べることで
体力が回復するだけでなく
精神面にも良い働きがあるのです。
ところで
菓子パンや麺類などの
手軽な食事で済ませていませんか?
これらは、血糖値が急激に上がり、
また急激に下がるものです。
そのため、やる気が出たと思ったら
落ち込みやすくなったり
イライラしてしまうというように
精神面でも影響があります。
一方、玄米とさんまの塩焼きの
組み合わせは
血糖値の上昇もゆるやかなので
身体的な負担も少なく
精神的にも安定するといえます。
旬の物がたくさんある時期だからこそ
心身ともに喜ぶ物を食べましょう!
●褒めてくれる人を見つける
「褒められること」は、心を癒して
元気を回復させてくれます。
仕事がうまくいっていないときなどは
他の面を褒めてくれる人を
見つけるのがポイントです。
よく人のことを褒める人や
いつも頑張りを認めてくれる人に
自分から連絡をしてみるのもいいですね。
そうして褒められているうちに、
自信がみなぎってきますよ。
●できたことに目を向ける
仕事が終わったときや寝る前などに
その日にできたことを振り返ります。
気分が落ち込んでいるときは
「できなかったこと」に
焦点が当たってしまい
余計に落ち込んでしまうものです。
だからこそ
「できたこと」に目を向けるようにして
自分で自分を褒めましょう。
どんなに些細なことでも
「これができたからOK!」と思って
意識的に気持ちを切り替えます。
すると、副交感神経が優位になり
リラックスして眠りにつくことができますよ。
いかがでしたか?
「ちょっと疲れたな」と感じたときの
心身の回復に
役立てていただけるとうれしいです!