一斉送信メールに効果がない理由

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メールはビジネスにおいて

 

便利なツールです。

 

 

アポイントをとったり

 

書類のやりとりをしたりするだけでなく

 

直接会って頼みにくいことも

 

お願いできるのがいいところです。

 

 

ところが、このメールの使い方は

 

あまり効果がないといえます。

 

今回は、メールに隠された心理について

 

お伝えします。

 

 

・誰でもいいから返事が欲しい!はNG

 

 

主催するセミナーや新サービスの案内などを

 

「個別に送ったら相手の負担になるかも」と思い

 

BCCで一斉にメールをすることはありませんか?

 

 

または、プロジェクトや同じ職場のメンバーに

 

誰でもいいから仕事を頼みたいときや

 

質問に答えてもらいたいときに

 

誰からも返事がない・・・・・・

 

といった経験がある人はありませんか?

 

そういったことが起こるのには理由があるんです!

 

 

・当事者ではなく傍観者になってしまう心理

 

 

その理由とは・・・・・・

 

一斉送信のメールを受け取ると

 

誰かが返事をするだろう

 

という心理が働いてしまうからです。

 

 

つまり、「この人は自分に頼んでいる」という意識が

 

薄れてしまうということです。

 

 

たとえば、目の前で事故が起こったり

 

電車で体調を崩した人がいたりしても

 

ほかにもその現場を目撃している人がいると

 

誰かが助けてくれるはず・・・・・・と思ってしまい

 

誰も手を差し伸べないといったことがあります。

 

 

これを「傍観者効果」といいます。

 

 

ですから、ビジネスのメールでも

 

「あなたにお願いしている」ということを

 

強調する必要があるのです。

 

 

・インフルエンサーのTwitterの使い方

 

 

SNSの普及により

 

誰か1人に連絡をとるよりも

 

SNSでのつながりがある人や

 

世間の不特定多数の人に向けて

 

発信することが多くなりました。

 

 

「◯◯でランチがおいしいカフェを教えて」と発信すると

 

いろんな人がコメントをしてくれるということも。

 

 

多くの人に発信しているにも関わらず

 

傍観者効果が起こらないのは

 

「ほかの人よりも良い情報を提供したい」という

 

承認欲求が働くからだといえます。

 

 

この場合は、「ほかの人が見ている」という状況が

 

プラスに働くということです。

 

 

インフルエンサーやファンが多い人は

 

「次はこんな仕事をしようかな」と

 

構想の段階でツイートすることがあります。

 

 

それでフォロワーの反応を見たり

 

協力者を募ったりするのです。

 

 

ただし、この方法がすべての人に

 

有効だというわけではありません。

 

クライアントと打ち合わせをしている段階で

 

「こんな仕事をしようと考えています」と

 

漏らしてしまうと信用をなくしてしまいます。

 

 

また、周りの人に相談するときは

 

「あなたの意見を聞きたい」と

 

一斉送信ではなく個別に相談するといいですね。

 

 

メールとSNSを上手に使い分けて

 

ビジネスに活用しましょう。

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