コンペでライバルに差をつける方法

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「この案件は絶対に受注したい!」

 

そんな大事な仕事のプレゼンは

 

緊張してしまうものですよね。

 

 

しかもそれが

 

競合他社とのコンペだった場合

 

あなたはどんなところに気をつけて

 

プレゼンをするでしょうか?

 

 

 

今回は、ライバルに差をつける

 

印象に残るプレゼン術をお伝えします。

 

 

・運も実力のうち!? インパクトと順番の関係とは?

 

プレゼンの内容が大切なのは

 

もちろんですが・・・・・・

 

 

実は、印象に残るかどうかは

 

「順番」が大きく関わっているんです。

 

 

相手の印象に残りやすいのは

 

トップバッターとトリです。

 

その理由がわかる

 

記憶に関するこんな心理実験があります。

 

 

 

・最初と最後が印象に残る理由とは?

 

実験参加者にひとつずつ単語を提示して

 

複数の単語を覚えてもらいます。

 

その後で、どんな順番でもいいので

 

単語を思い出せる限り書き出してもらう

 

という内容でした。

 

 

これらの単語には関連性はなく

 

記憶に残っているかどうかだけを調査します。

 

 

 

すると、多く思い出された単語は

 

最初のほうに覚えた単語と

 

最後のほうに覚えた単語に集中していたのです!

 

 

最初に覚えた単語を思い出すのは

 

何度も頭の中で繰り返すためです。

 

 

最初に聞いた言葉が印象に残ることを

 

心理学では、「初頭効果」といいます。

 

 

また、見たのが後になればなるほど

 

思い出されていたという結果になりました。

 

つまり、最後のほうに提示された単語は

 

見たばかりなので覚えているということです。

 

これを、「新近効果」といいます。

 

 

 

・クジ運が悪かったときのサバイバル術!

 

 

コンペでプレゼンする順番を選べる場合は

 

最初か最後選ぶとして・・・・・・

 

真ん中あたりだった場合は

 

どうすればいいのでしょうか?

 

 

さきほどの実験で

 

最初と最後に見た単語以外にも

 

思い出されていた単語がありました。

 

 

それは、ほかの単語とはジャンルが違う単語でした。

 

「異質」であることが印象に残るのです。

 

 

これを心理学では、「孤立効果」と呼びます。

 

 

だからといって

 

奇抜な提案をしなければならない

 

というわけではありません。

 

 

パッと目をひく鮮やかな色の服を着るとか

 

人とは違う経歴を自己紹介として話すとか

 

配布資料を極端に減らす(または増やす)など

 

1つだけインパクトを残す点を作るのです。

 

 

その異質さで印象に残ったら

 

次は内容で勝負です!

 

 

順番と孤立効果を使って

 

ライバルに差をつけましょう。

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