才能を伸ばす人、つぶす人の「アメとムチ」の使い分けとは?

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部下や後輩、年下の人を育てる。

 

組織でもフリーランスでも、人材育成の機会はありますよね。

 

 

フリーランスがチームで動く場合は

 

それぞれに専門的な役割があることが多いですが

 

それでも年齢や仕事歴によって上下関係があったり

 

ベテランの人が指導したりすることもあるでしょう。

 

今回は、人の能力を伸ばすアメとムチの使い方についてお伝えします!

 

 

 

・人を伸ばす「アメ」の与え方とは?

 

人から褒められたり、意見を肯定されたりすると

 

相手に評価された行動を「強化」しようとします。

 

強化とは、その行動を繰り返すことや伸ばすことをいいます。

 

 

年上の人や一緒に働く人が肯定してくれると

 

「これでいいんだ」と自信が持てるようになります。

 

すると、褒められた部分を伸ばそうと考え

 

積極的に意見を言うようになります。

 

 

 

・アメとムチの行動原理は同じ!?

 

一方で、目上の人から叱られたり

 

意見を否定されたりすることもあります。

 

 

すると、「これではダメだ」と行動や考えを変えようとします。

 

同じ失敗をしない方法を考えて行動を改めたり

 

否定された部分を修正したりします。

 

 

良い行動は強化され、ダメな行動は変更されます。

 

これらの行動の判断材料は、人からの評価です。

 

このように第三者の評価によって行動が変わることを

 

「オペラント条件付け」といいます。

 

 

 

・才能をつぶさないためのフォロー術

 

良くない行動が改善されるのはいいことですが

 

考えやアイデアを人から否定され続けると

 

自信が持てなくなり、自発的に行動しなくなります。

 

ですから、後輩や部下、年下の人にダメ出しを行ったら

 

フォローを忘れないことが何より大切です。

 

 

そのフォローとは、一緒に考えることです。

 

もちろん自主性を育てることも大事ですが

 

一生懸命に考えて修正したににもかかわらず

 

またダメ出しをされると心がくじけてしまうからです。

 

 

その人の考えや結論に至ったプロセスを確認することで

 

間違っていた部分や、修正すべき理由が見えてきます。

 

 

それから、一緒に取り組むことには別のメリットもあります。

 

それは、その人の魅力や伸ばす部分がわかることです。

 

その部分にアメを与えれば、その行動や才能が強化されます。

 

 

年上の人の評価は後輩に大きな影響を与えるものです。

 

アメとムチを使い分けて、人材をうまく育てましょう。

 

この記事が少しでも役に立ったらうれしいです!

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