座る席で会議の内容が変わる!? 会議の主導権を握る心理テクニックとは?

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会議やミーティングで意見がまとまらなくて困っている。

 

ミーティングでは意見がぶつかり、雰囲気が悪くなってしまう。

 

そんな悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか?

 

今回は、会議で主導権を握る心理テクニックをお伝えします。

 

座る位置や発言するタイミングなどを工夫して

 

周りの人に気づかれずに会議をコントロールしましょう。

 

 

 

・座席を決めて意見の対立を防ぐ

 

アメリカの心理学者スティンザーは

 

小さな集団での会議では

 

相手との心理的関係によって席を決める傾向がある

 

という法則性を提唱しました。

 

これを「スティンザー効果」といいます。

 

 

また、会議における人の行動には3つの特徴があると提唱しました。

 

この特徴をうまく使えば、スムーズに会議を進められるというわけです。

 

 

1つ目の特徴は、座る位置です。

 

人は以前に口論したことがある人の正面に座りたがる傾向があるのだそう。

 

ですから、仲が悪い人や考え方が対立しやすい人が正面に座らないように

 

座席をあらかじめ決めておくといいでしょう。

 

 

 

・ギスギスしたくないときは発言順に注目せよ

 

1人目の発言者の意見に対して、次の発言者は反対の意見を言う傾向にある

 

というのが2つ目の特徴です。

 

意見が対立すると話が進まずに会議が止まってしまうことも。

 

 

なので、1人目の意見と同じ意見を持つときは

 

反対意見が出る前にすかさず賛成するのがポイントです。

 

その意見を支持する理由を話し、発言者の内容を補います。

 

そうすれば反対意見が出にくく、スムーズに会議が進むでしょう。

 

そのためには、自由に発言できる空気やルールを

 

つくっておくといいですね。

 

 

 

・リーダーシップと座席の関係とは?

 

リーダーシップによって会議で話す人が変わる

 

というのが、3つ目の特徴です。

 

 

強いリーダーシップを持つ人の下では

 

会議の参加者は隣の人と話す傾向があります。

 

一方、弱いリーダーの下では、正面の人と話す傾向があります。

 

1つ目の特徴を参考にして意見が対立する人同士は正面を避けたのに

 

カリスマ性のあるリーダーの会議ではよく話す相手になってしまい

 

結局、意見が衝突してしまうということも。

 

ディスカッションやワークをするときは

 

リーダーや司会進行役のキャラクターや

 

リーダーシップの強さを見て座席を決めるとよさそうです。

 

会議やミーティングをするときの参考になればうれしいです!

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