下半期は脱コンプレックス! 劣等感を成長に変えるコツとは?

 In ブログ

仕事がうまくいっている人を見ると自分と比べてしまう。

 

自分にはできないことがたくさんあって落ち込む……。

 

そんな経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。

 

 

ところが! 劣等感を持つことが成長のチャンスになるのです。

 

一方で、劣等感が強くなるとコンプレックスをこじらせてしまうことも……。

 

今回は、自分を成長させる劣等感との付き合い方についてお伝えします。

 

 

 

・劣等感が成長の糧になる理由

 

「アドラー心理学」で知られるアドラーは

 

人は劣等感を持つことで自分の無力さを知り

 

「今はできないけれど、人よりもできるようになりたい」

 

という「優越欲求」が生まれると考えました。

 

 

劣等感を糧に努力をして、できなかったことができるようになる。

 

この行動の繰り返しによって成長するのです。

 

 

人と自分を比べることで

 

自分にできないこと、できるようになりたいことが見えてきます。

 

なので、人と比べてはいけないというわけではないんです!

 

 

 

・劣等コンプレックスにご注意!

 

ですが、劣等感が成長のきっかけにならない場合もあります。

 

自分の劣等感に固執したり、劣等感を誇示して言い訳したりすることを

 

「劣等コンプレックス」といいます。

 

たとえば、自分の外見にコンプレックスを持っていたとします。

 

「外見が悪いから恋人ができない」と行動を起こさず

 

外見のせいにするのが劣等コンプレックスです。

 

 

また、劣等感を克服せず、周りの人への優越感を追い求めることを

 

「優越コンプレックス」といいます。

 

「外見が悪いから恋人はできないけど収入が多い」というように

 

優越感を持つために仕事を頑張り、自慢するといった行動をとります。

 

 

 

・劣等感を成長につなげる「補償行為」とは?

 

「補償」とは劣等感を克服しようとする心の働きで

 

自分の心を守るための防衛機制という機能のひとつです。

 

 

周りの人に比べて勉強ができなかった場合

 

勉強を頑張って劣等感を克服する人もいれば

 

勉強ではなくスポーツや音楽といった

 

別の分野で補おうとする人もいます。

 

 

仕事がうまくいっている人に勝つことを

 

目標にするのもいいですが

 

自分の強みを活かす方法を考えるのがおすすめです。

 

自分にしかできないことをすれば

 

劣等感を克服できて、自分に自信が持てるはずです。

 

これまで頑張ってきたことや得意分野に

 

目を向けてみてくださいね。

Recent Posts