商品やサービスを売りたい!
InstagramやXなどのいろんなSNSを使って
ブログやホームページを更新して
メルマガも書いて……。
こんなに情報を発信したら、顧客の迷惑にならないかな!?
いえいえ、そんなことはありません。
人の目に触れる回数が多いほど
新規顧客やリピーターを獲得しやすくなるんです!
今回は、見る回数が多いほど手に取りやすい
3つの顧客心理についてお伝えします。
・知っているものを選ぶ心理
現代はSNSやネットニュース、テレビや動画などの
いろんなメディアから情報が入ってきます。
その分、情報量も多いですよね。
人はたくさんの情報から何かを選ぶとき
「知っているもの」を選ぶ傾向があります。
知っているものとは、よく見かけるものや
インパクトが強くて記憶に残るもの
友達にすすめられたものなどです。
何かを選択する場合
よく知っている商品や店舗、サービスなどが浮かびます。
値段や品質、機能性などについて細かく検証せず
直感的に選んでしまうのです。
このように、なじみのあるものを選択する意思決定プロセスを
「利用可能性ヒューリスティック」と呼びます。
過去の経験などを参考にして
瞬時に決定を導き出す意思決定のプロセスを
ヒューリスティックといいます。
それに対して、値段や機能などの条件を合理的に考えて選ぶことを
システマティックといいます。
・目にした回数=選ばれる回数が増える理由
繰り返し接すると好感度や印象がよくなる心理を
「単純接触の原理」といいます。
最初はそれほど興味がなかったのに
何度も目にすることで印象に残り
親近感がわいたり、好感を持ったりした経験はありませんか?
SNSやホームページ、メルマガ以外にも
テレビCM、インターネット広告、看板、チラシなどが
単純接触の機会を増やすツールです。
同じような情報であっても
いろんなチャネル(経路)で発信することで
単純接触の回数が増えます。
・興味があることは記憶に残る
人は興味を持っている対象や
意識しているものに注意を向ける
「選択的知覚」という性質を持っています。
たくさんの人が同時に話しているにぎやかな場所でも
興味があるキーワードだけが耳に入ってきたり
自分の名前が呼ばれたことに気づいたりすることができます。
これを、「カクテルパーティー効果」といいます。
いかがでしたか?
これらの顧客心理を活用して情報を発信すれば
新規顧客からリピーターまで獲得できそうです。